水族館辺りで繋がる~倫太郎は兄と慕っていた大空がいなくなって寂しくて仕方ない。お兄ちゃんは海や海の生き物のことを色々教えてくれたけど7年前に失踪し、今日失踪が認定された。高校生になって池袋サンシャインの水族館に行くと、ひっそりと、大空が大好きだった本・海底二万哩の名を付けた看板に惹かれて入っていくと、大空にそっくりな深海という店主がいるカフェで、次に入ってきた女性が働き始めてなくした宝物である・写真撮りを思い出させた。年間パスを買って水族館からカフェに出入りすると、メッセージボトルが届き、扉を開けて心の海を探り、イタチザメを追跡すると、病院で脚の手術を受ける勇気が湧かない男の子を元気づけた。最後は、倫太郎の宝物を探すが、それは捜さないで欲しいと云った大空兄ちゃんの遺言だった~大空は弟に等しい幼い子に遺言して自殺するとは怪しからんね。カフェの店長が死んだ人間に似ている必要が何処にあったの?