貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫) [Kindle]

  • 幻冬舎
3.57
  • (12)
  • (39)
  • (25)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 454
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (206ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「おつかれ今日の私」を読了して共感しまくりだったので、他の著作をと思って拝読。
    こちらは自分の実体験や人生を基に反省?や振り返りをしていてやはりおもしろかった。世代が同じなので、親世代のいうこともわかるし、親との葛藤も共感した。

  • オーディブルで聴いた。
    ジェーンスーという名前から外国の方かと思ったら日本人女性だった。
    共感できる話、笑える話があって面白かった。
    そこまでピンクとか女子らしさを毛嫌いしなくてもいいのに…と思う箇所もあった。

  • 「片桐はいり村一の美人」「北朝鮮」、吹いた!

  • 後半が特に考えることが多かった。
    家族を一人失って、残った家族の関係性について考察するとか。男社会の働く場をゲームになぞらえることとか。小さな自分に対して大事にすることとか。
    電子書籍は解説が省かれているのが嫌なところ。
    図書館で文庫本借りて解説読みたい。

  • ・三十路の心得十箇条
    「その三、最初の五年で幹を伸ばし、次の五年で枝を剪定すべし。
    三十代、最初の五年は体力的にまだ無茶が利く時代。ならば、いままでやれなかったことをフルスロットルでやるべし。旅行、勉強、散財、恋愛、趣味、習い事、なんでもOKです。ここで大人ぶって守りに入ると先細りになりますから、まずは幹を太らせましょう。」(p33)

    そうなんだよなぁ。
    今色んなことに興味を持ってガツガツしないと、近い将来新しいことを始める体力が無くなる気はしてる。
    もうすでに色んなことがだるくなってきてるし。
    でもなんか億劫になっちゃうんだよなー。
    長い人生を充実させるために、老後も健やかに暮らせるように、がんばろ。


    ・そんなにびっくりしなさんな
    「先日は喫茶店の隣の席に座った三人の姑たちが、息子の嫁についていろいろと話していました。
    『ほんとにもう、●●(息子の名)が出張から帰ってきても、冷蔵庫になにも入ってないんですって!びっくりしちゃった』
    (略)便利なことに、「びっくり」や「驚いた」の前後に否定的な文をつなげると、驚きとともに非難めいた意図を伝えることができるのです。
    (略)非難としての「びっくり」「驚いた」をよく耳にしますが、私はあまり好きではありません。
    (略)発言者も聞いている側も『ホントびっくりね!』なんて、同じ手法であっさり不快な気持ちを表明しているのを聞いていると、オイ、自分のマイナスの感情もちゃんと自分で引き受けたまえよ!と言いたくなるのです。(P105)

    めっっっちゃわかる。
    「この前〇〇さんにこんな事言われて、ほんとびっくりしちゃうよね」って悪口言う人同じ職場にもいる‼
    悪口なら正々堂々と「こんな事あったんだけど、どう思う⁉おかしくない?」って言って欲しい。
    しこたま悪口言った後で「まぁ悪い人じゃないんだけどね~」って言うのと同じやつ。
    皆で、これは悪口では無いよね?ね?って確認しあう感じがして苦手だ。
    他人を非難するのって自分自身が嫌われるかもしれない紙一重の行為。
    他人に自分のマイナスの気持ちを吐き出してるんだから、それくらいのリスクはあって当然だと思う。
    「驚き」で非難を表すのはそのリスクだけを回避してる感じがズルい気がするんだよな。
    悪口を言うのはいけない事だって思ってるなら、そもそも職場で言わないで、自分のマイナスの感情も受け止めてくれる自信がある家族とか友達に愚痴って欲しい。

    いつも明るくてポジティブな人じゃなくて良いから、自分の気持ちに正直でまっすぐな人と付き合っていきたいよな。
    自分もこんな発言しないように気を付ける。


    ・小さな女の子救済作戦
    傷ついた気持ちやうれしい気持ちを素直に感じている存在を自分の中にいる「小さな女の子」とする。そんな「小さな女の子」を大人になったからと言って無視せずに、ちゃんと向き合ってみようという話。

    「『理想の自分になるために努力すること』と、『理想の自分なら感じないと勝手に想定した感情を無視すること』は、別の話なんだと思いました。みっともない感情にある程度開き直れるのが、大人なのかもなとも思いました。」(p284)

    これだからジェーン・スーさん大好き。
    痒い所に手が届く感じ。
    自分の場合、子どもの頃から「理想の自分」というか、「こんな人にはなりたくない」みたいなものがあって、「なりたくない人が感じてそうな感情」は無視する癖があった。
    「こんな事で怒ったり取り乱したりする人は嫌だなぁ」と感じたら、本当は怒っていても何とも無いフリにする。
    「甘ったれた女は嫌いだ」と思ったら、甘えたいっていう気持ちを無かったことにするとか。
    気持ちを人前で出さないだけじゃなくて、自分の中でも無かったことにしちゃうと、絶対にどこかで歪が生じると思う。
    そして我慢できなくなっていきなりしんどくなるんだよなぁ。
    多分周りの人からしたら突然すぎてびっくりするだろうし、本当に迷惑な話だと思う。
    いや、そうなる前にちゃんと言ってくれよって逆の立場なら思う。
    でも自分でも無視してる感情だから、どんどん溜まってきてる事も気付かなかったり。
    私の中の小さな女の子の存在をちゃんと大切にして、ちょっとでもモヤッとした時は、この感情は一体なんだ??って向き合う癖をつけていきたい。
    自分の機嫌は自分でとるって、こういう事なんだろうなぁ。

  • 予備知識なく購入してみたところ、著者の方があまりに自分と異なる半生を送られてきた方なのでこれはすごい本を手に取ってしまったなという気分に。
    異文化交流のような気持ちで読んでいたけれど「異教徒が心に負荷を感じず示せる感情は、テンションの高さだけ」のくだりでわかる…と頷き、そこから先は何を言っているんだこのひとはと全く共感できない部分もありつつおかしくて、かと思えば洞察力の高さにはっとさせられたりもして、全体的には軽妙で読みやすいテイストなのにも関わらず、読み終わったあと我が身を振り返って真面目に考えてみたくなるような不思議な読了感の一冊だった。
    「パパ、アイラブユー。」の章は白眉かと。

  • タイトルに惹かれて手に取った。目次を見るだけでクスッと笑える。『北朝鮮』『脱北』『片桐はいり村1番の美女』言葉選びが秀逸。めちゃくちゃ面白かった。何度も声を出して笑った。痛快。笑えて、ほっこり。等身大。共感できる。お姉さんと話しているような心地の良さ。

  •  吐き捨てたようなキャッチーなタイトル。「女子会は2種類あってだな」と、勇ましいタイトルが続くが、文章はいたって丁寧なデス・マス調だ。論旨も、至ってまっとうなもので、社会で揉まれた大人の女性の視線だ。
     男社会で生きる女性の感覚は、非主流の価値観を持つ男の感覚とも似ている。作者が自らを客観的に俯瞰し、社会の中にあてはめるさまを読み、男子である読み手の私も、自らの価値観を社会に照応させてみる。少し、自分に対する理解が深まった気がする。

  • 面白かった。
    名前の付かなかったモヤモヤがスッと飲み込めたり。
    生きづらさの原因はこれか、とハッとしたり。
    ニッセン使ってみようと思ったり。

  • タイトルが良い。
    初めて著者の本を読みました。
    丁寧な自己分析が参考になりました。

  • もしアラサーのジェーン スーが書いた本だったら、共感するだけだった。
    共感しかない本っていうのは読んでてすっごく心地がいいんだけどそれ以上に進めない。
    でもこの本を書いているジェーンスーはアラフォー(だった)ので、その共感の延長線上に体系化された金言が散りばめられていたり。

    特に「三十路の心得十ヶ条」の中の一つ、「愛されるよりも愛すべしマジで」は自戒の念も込めてタトゥーで彫れたいくらい

  • 目次を見て気楽なエッセイかと思いきや、女子であることについてのもろもろが書いてあり(まさに書名通り)、しみじみと読んでしまった。

  • 三十路になって、年齢と中身の折り合いがついていない自分を自覚して読んでみた 笑
    なんというか、言って欲しいことを言ってくれる本だった。
    たとえば
    =====
    ハッと気付けば三十八歳になっている(中略)この時点で三十歳のままのメンタリティですと、容れモノの経年劣化だけがことさら際立ってしまうので注意が必要!
    ====
    とか。「三十路の心得十箇条」は肝に銘じておきます。
    あと「女友達がピットインしてきました」と「ノーモア脳内リベンジ!」は好き!やっぱり男より女友達ですよ!と思ってしまうなー。

  • タイトル負けしてない面白さ!!終始クスリときてしまうウィットに富んでおりました。ていねいな暮らしオブセッションwwww一番笑いましたが、「あぁ私はこじらせ女子かも」と思ったことある人ならば誰しも共感できるのではないでしょうか(笑)決してイタイ自覚がないわけではないのだ!でもやめられないんです( ;∀;)という、私の中の「女子」を発見してあげることで楽になることもあるかもよ◎という本でした。

  • 拗らせてるなと思いつつめちゃくちゃ共感できた

    東京の話は面白かった
    東京に憧れを持った地方出身者が東京を作ってるんだなとつくづく思う

  • 自己紹介にこの本を差し出したい。私はこういう思考回路で生きてきましたと。めんどくさがられて距離を取られるか類友となるかのどっちか。
    今この年齢このタイミングに出会えて良かったと思える本。もう少し若くても歳をとっていてもあまりピンと来なかったかも。このタイミングで色々と自覚させてくれた筆者に感謝。(でも1番拗らせてた時に出会えていたらどうなっていたかな、とも思う)

    とにかく筆者は言語化がうまい…
    自分の中のもやもやの正体が、筆者の豊富なボキャブラリーとユーモアによって次々と明らかにされていき、20年間溜まっていた便秘が出たすっきり出た感覚。
    グサグサと鋭く刺しながらも切り捨てる事はなく、私にとってはカウンセリングでありヒーリングとなる本だった。 

    特に共感した箇所
    •「かわいい」やその代名詞のような「ピンク色」が自分に向けられようとした時の違和感の正体について。この章読んだ時、色んな感情が湧き上がって泣いた。

  • 最近ラジオ等で気になっているジェーン・スーさんの初期の頃のエッセイ。著書を初めて読みました。面白くて共感出来て読んでいて楽しかった!
    同年代ということもあり、わかるわかる!という部分も多くて。
    スーさんの語り口が気持ち良く、言葉のチョイスが絶妙。思っていたことを言語化してくれるのが読んでいて爽快でした。女として生きていくしんどさから楽しさまで解説が上手くて腑に落ちるのよね。スーさんは未婚の働く女性で、結婚して子供のいる私とは違う立場だけど、そこは対立するものでもなく、同じ女性という括りでシンパシーを感じる。
    とにかくスーさんの感性が鋭くて、言い得て妙で、読むと色々すっきりした気分になる。さらさらっと読めるけど、よく読むとなかなか深い内容もあってだな。おすすめです。

  • ジェーンスーさんの著書を初めて読んだ。刺さりまくり、共感しまくり、とても面白い。

  • 久しぶりに面白く感じた、エッセイ。誰もが共存している、なかなか表現できない自分のもどかしさ、うまくいかなさをうまく表現できていて、読んでて腹落ちすることばかり。これがプロのなせる技、なのかな、これはこれで感服。他の作品も読んでみたい。メンバーシップ型の日本型雇用にも少し踏み込んでいて、女の「腰掛け」に対して、男の「座り込み」はいい得て妙!

  • 女子で生きるということは卒業するものではなくある程度死ぬまで付き合っていくことになるという側面。女性に限らず昔の自分を連続した自分ととるのか、断絶して大人になるかはそれぞれ思うところがあるのだと思いますが、昔のうれしかったことや悲しかったことがあった自分は傍らにいるんだと思うことがある気がします。
    ラジオからとても楽しく聞かせていただいているのですが、過去の仕事上の話や生きづらいと感じたところや女性にまつわる認識の変化などとても学びが多いです。

  • 笑った!大笑いした!毒舌エッセイって、他人や世間に対する悪口ばかりで辟易するものが多いけど、ジェーン・スーの言葉の鋭さは彼女自身をえぐる。そして、それは私もえぐる。痛いのに、スカッとする。

  • これぞエッセイの醍醐味!抜群のユーモアのセンスと卓越した言語化能力で様々な話題を取り上げていくので、楽しくもとてもためになる読書体験となった。
    フェイスブックで子供の写真に心がざわつく自分を見つけ、その原因を分析していく話が特に面白かった。自分もそうやって内面と向き合ってみたい。「自分勝手な思い込みの連鎖を断ち切れれば、心のざわつきの矛先を誰かに向けなくても事態は収集する」

  • 一定以上の自己肯定感があり、世情を語る感のエッセイと思ったものの、結局著者の拗らせを聞かされるようで合わなかった。

  • 非常に読みやすい文章なのに、短絡的でも安易ではない。ありふれた出来事や感情を少し突き詰めて書いてあるところで、読みながら一緒に考えたくなる。特に男性社会で働く女性の視点については、社会経験が豊富だけど同時に頭の固まった男性諸君には特に、目を通す価値が高いと思った。軽い暇つぶしでエッセイでも、なんて思って手に取ったが、良い意味で期待を裏切られた。少し時間を置いてまた読み返したい。

  • 一番最後の章が好きでした。
    サバサバで切る!印象なスーさんですが、内側は繊細で可愛らしい部分もあって共感する所が多々。
    こういう年の重ね方をしたいなと感じます。

  • とあるデザイナーさんがInstagramで紹介していてポチった本書。
    著者のジェーン・スーさんを存じ上げなかったんだけど(無知)、めちゃくちゃ面白いエッセイだった!共感の嵐!こんなに分析・言語化してくれるの本当に嬉しい。あー、それ思ってたの私だけじゃなかったんだ、良かった!と安心できた。
    三十路の心得、男社会で働くためのルールは今後役立てたい。働くのしんどい!となったら読み返そう。

  • アラフォーの筆者がちょっと自虐的な感じで自分も含めたアラフォー女性を分析しているんですが、分析における例えが面白くて、笑えます。
    特に後半部分が面白かったかな。

    そういえば、昔は女子と言えば、自分の中では小学生から高校生くらいまで、成人後は「女子」からは卒業…だと思ってました。
    今のご時世、何十代になっても平気で女子(例えば女子会…とか)を使うようになりましたよね(^_^;)

    2016/04/19

  • アラフォーになったらまた読みたいな。先輩の話はとてもありがたい。

  • くすっと笑えるところもあったけど、わたしにはちょっとトゲトゲしていたな。

  • アラサーになり不安もあるけど励まされたような内容だった。文章がウィットに富んでいてするすると読み進められる。

全37件中 1 - 30件を表示

著者プロフィール

1973年、東京都出身。作詞家、コラムニスト、ラジオパーソナリティー。『ジェーン・スー生活は踊る』(毎週月~木曜午前11時TBSラジオ)に出演中。『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』(幻冬舎)で講談社エッセイ賞を受賞。著書に『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ポプラ社)、『生きるとか死ぬとか父親とか』(新潮社)、『これでもいいのだ』(中央公論新社)、『ひとまず上出来』(文藝春秋)、『きれいになりたい気がしてきた』(光文社)など。

「2022年 『OVER THE SUN 公式互助会本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジェーン・スーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×