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- / ISBN・EAN: 4988013054899
感想・レビュー・書評
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2020年10月15日観賞。治る見込みのないゾンビウイルスに罹患した娘を見守る父親ウェイド、葛藤の果てに…。シュワ主演のゾンビ映画、といっても重火器・肉体でゾンビを爆殺しまくる映画ではないヒューマンドラマ。頑健な肉体があっても何もできない無力な父親、を表現するのにシュワはうってつけ、ターミネーター以来のはまり役ではないかと思う、娘役の女優さんも上手く、パニックにかられる母親・避難させられる幼い兄妹たちなどの設定も味わい深い。しかし、コロナウィルス蔓延の状況を知ってしまった2020年となっては、外見からそうと分かる感染者が普通に外を出歩きハグし合うこの世界観は絵空事に見えてしまう…現実がフィクションを追い越してしまったか。シュワが娘にやれることはないのだが、ただ悩むだけでなくもっと打開策を考えたり、あるいは過去を悔いたり未来に向けた何かをやったり、もっとそういったシーンも見たかったな。
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いくら年老いたシュワルツェネッガーとは言え、ゾンビ映画と聞けば、ゾンビをバタバタを殺すシュワルツェネッガーを期待するじゃないですか!
だからこの映画は期待外れ以外の何物でもないんのです。だって、彼がゾンビと戦うのは2回だけですよ?(しかも集団戦でなく1対1だし)。
まぁ、ゾンビ化していく娘とどう向き合い、支えていくかという普遍的なテーマ(?)を持った映画であり、「ゾンビ物」というより「難病もの」というカテゴライズが正しいかと。静寂な雰囲気の作風がユニークだとも思いますが、あまりにもラストがあっけなさすぎるよなぁ。なんかもう一工夫欲しい。 -
「ロメロ監督の意思を継ぐもの」
父と娘の物語
二番目の母、なすすべのない医師、人々を守らなければならない警官、同じ境遇の隣人
そして娘を見守るしかできない父親
自分の変化に気づいてからの娘の葛藤は息がつまるほど
ゾンビとひとくくりにしてしまえば簡単だけど元は一人一人それぞれに生活がありどこかで誰かと繋がっていたはず
ロメロ監督の映画を見ていなければこの作品を見ようとはしなかったでしょう
とてもとても辛かった -
シュワちゃん主演のゾンビ映画。
てっきりシュワちゃんがゾンビを倒しまくる作品だと思ってたんですが、戦ったりしないので地味です。
ゾンビ化していく娘との2週間を静かに描いてます。
今作のシュワちゃんはどこにでもいる普通の父親で、ゆっくりしかし確実にゾンビへと変化していく娘をただ見守るしか出来ない無力さを前面に出してます。
自分が同じ立場だったらと何度も考えさせられました。
きっと私もシュワちゃん演じる父親と同じことをすると思います。
娘役のアビゲイル・ブレスリンさんもやっぱり上手ですね、とても良かったです。
そしてあんなに辛そうな顔をして涙するシュワちゃんを見たことがなかったので、貴重というか、いい演技を見せてもらったな~と思いました。 -
シュワちゃん泣くの下手すぎ。
ひさしぶりにのんびりしたゾンビでした。 -
2016/9/22 少し思ってたのと違うゾンビ映画
ゾンビウィルス感染?娘がゾンビになって 動物を殺し食べても助け続ける映画だと思っていたが…ゾンビになりきってしまう前に自ら命を絶つ場面で終わり 暗く虚しいゾンビ映画だった
何故?ウィルス感染したかとか関係ないものなんだね〜ゾンビウィルスを阻止する事が 隔離所で共喰いさせること?しかも ウィルスが酷くならない薬はあるが、激痛を伴うって…結局 何か 発症してしまったら 何をやっても止められない
ただただ、虚しい映画だった 家族の愛情を問う映画だったのかな? -
シュワルツェネッガーのゾンビ映画!!!という字面から連想されるような血沸き肉踊るような展開は全然ありませんでした……
愛するものが徐々にゾンビになっていく…というこれはこれで好きなパターンでしたし、シュワちゃんの演技も渋くてよかったのですが、ありがちな話、展開ということもあって、まぁ普通?という感じ。
今度は逃げる際に取り残された娘を助けに行く元特殊部隊のシュワちゃんとかそういうのも是非お願いします