マインドセット:「やればできる!」の研究 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りたのに感動しすぎて買い直しました。
    自分の考え方がガラリと変わりました。
    最高です。

  • 完全に僕の人生に灯をつけた本。
    コロナで色々失い危うく鬱状態に陥りそうな時、いっぽ踏み出して手に取った本がこれ。最高の出会いでした。
    学者目線では色々な意見があるでしょうが、僕のような人間のターニングポイントになり得る本なのは間違いないです。

  • 「GRIT やり抜く力」にあったMIND SETが気になり購入。
    似ている部分がたくさんあったため、
    既知の内容もいくつか。

    硬直マインドセット
    しなやかマインドセット

    これを知ってから、いろんなものをその視点でみてしまう。
    世に溢れる広告のほとんどは硬直マインドセットだなと思った。「これがないといけない」と、いかに思わせるかという……
    逆をいえば、本当に必要なものなんて、ごくわずかなんだろうな。

    今、自分のマインドセットはどうなっているか。
    コチコチといわずとも、ちょっと固まってきたな?とか。
    事あるごとに点検して生きていこうと思う。


  • これは素晴らしい本だ。
    私は基本新刊しか読んでいないのだが、
    この本は「ビル・ゲイツ絶賛」ミリオンセラー とあったり、
    誰か忘れたが推薦していたので、手に取ってみた。
    いきなりガツンと来た。
    「硬直マインドセット」「しなやかマインドセット」
    マインドセットをどちらかに置くかで、人生がものすごく変わる。
    硬直、、は、人間の能力は生まれもって決まっている、というもの。
    しなやか、、は、努力すればどんどん伸びる、というもの。
    硬直に縛られていると、失敗を避けるため、挑戦しなくなり、伸びない。
    後者は失敗して学ぶ。伸びる。
    誰でもわかりそうなことだが、案外できない。
    硬直マインドセットになる原因は教育にある。褒められ方にある。
    「こんなことができた。あなたは頭がいいわね」と褒められるか、
    「こんなことができた。あなたは頑張ったわね」と褒められるかで変わるというのだ。
    教師も、「出来の悪い子はどうしようもない」と思うか、
    「出来が悪いのは今までのやり方がまずかっただけ」と思うかで変わるという。

    これは凄いことだ。
    人は変われると思うか思わないかで、全く違うことになる。
    自分のことだけでなく、次世代をも巻き込んでしまう。

    思えば私も元は硬直だったかもしれない。
    小学校では国語算数理科社会、何でもできた。
    それで中学受験をして、エリートばかりの中に入って、
    なんでもない存在になった。
    でも小学時代の頭があるのか、「できない」自分が嫌で、
    英会話など、当てられるのが怖かった。
    ペーパーテストは勉強法を身に着け何とか上位にはなったけど。
    でも基本的には硬直だった。
    それが社会人になり、結婚して、夫婦喧嘩して、会社でも挫折して転職して、、、
    という中でだんだんしなやかマインドセットに変わっていった、
    と自負している。

    周囲を観察すると、、、
    今絶賛教育中の部下も硬直マインドセットだ。
    私がやろうとしていることは、しなやかマインドセットに変えようとしているのだ、
    と改めて気づく。
    振り返って自分の娘たちはどうだろう?ふと不安になる。

    更に考える。
    今の政府はみな硬直マインドセットなのではなかろうか。
    官僚。基本偏差値エリート。硬直に他ならない。(ちょっと色眼鏡だが)
    政治家、、世襲議員、、これも硬直が多そうだ。
    生まれついての政治家の息子娘。恵まれた環境。
    努力すれば変わる、なんて体験はしていないだろう。
    偏差値エリートはもしかしたら努力で這い上がった人もいるだろうが、
    世襲にはいるはずがない。
    こういう連中が日本のかじ取りをしているから、
    日本の立ち位置がまずくなるのではないか。
    日米韓連携とか言って岸田さんは喜んでいるけど、
    アメリカが従来見ていたアジアを自分らでやれ、と言われたに過ぎない。
    なのに沖縄だ横田だの地位協定はそのまま。何も考えていない。
    考えているのは総理大臣を続けることだけ。
    まさに硬直だ。

    などなど、ぼんやり頭で意識していたことをクリアにしてくれる名著。
    スタンフォード大心理学教授。すごい。

    マッケンローとアイアコッカがボロクソに書かれていたことも興味深かった

  • いろんな例が出て分かりやすいのと、中だるみがあったけど、総じて面白かった!意識も変化して、考え方を変えていこうと思った。

  • 英語英文学科 スミス先生お薦めの1冊。

    スタンフォード大学の心理学教授であるキャロル・ドウェック氏の著書『マインドセット』(Mindset)。英語版と日本語版があります。ドウェック氏は、「固定観念」(自分の能力は固定されていると考えること)と、「成長観念」(能力は伸ばすことができると考えること)を比較しながら語っています。ドウェック氏の「まだまだ」というメッセージは大学生活を充実させるのに役立つと思います。「英語が苦手です」と言うよりも、「英語、まだダメなんです!」という学生は、上達するための計画を持っている学生でしょう。この本を読めば、よりポジティブで建設的な考え方をするためのヒントがたくさん得られるはずです。

  • "失敗を何かのせいにしない限り、その人は「失敗者」ではない"

  • ベンジャミン・ハーバー
    「私は人間を弱者と強者に分けないし、成功者と失敗者にもわけない。学ぶ人、学ばない人とに分ける」

  • 「人は変われる」。
    この力強い言葉を聞けただけでも読む価値がありました。
    また、自分が硬直マインドセットに陥っていることも把握できたので、大変満足しています。

  • ■ひとことで言うと?
     マインドセット次第を変えれば成長の仕方も変わる

    ■キーポイント
     ・マインドセット=ものごとの捉え方
     ・Fixed Mindset:「能力は固定的で伸ばせない」と考えるマインドセット
      →失敗は能力欠如の証明
       →自己否定し、成長の道を閉ざす
     ・Growth Mindset:「能力は努力次第で伸ばせる」と考えるマインドセット
      →失敗は努力不足の指摘
       →さらなる努力を重ねて成長する
     ・マインドセットは一人の中に混在する
      →何もかもGrowth Mindsetである必要はない
     ・褒め方
      →才能ではなく努力を褒めるとGrowth Mindsetを育みやすい

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