佐賀のがばいばあちゃん (徳間文庫) [Kindle]

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  • 徳間書店
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感想・レビュー・書評

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  • 質素な文章なんだけど、ジーンと心に響くエピソードが多くて、今の時代に無くしてしまったものがたくさん詰まっている。

    貧困だからこそ、工夫して暮らしていくし、周りの人たちの優しさを知ることができる。

    ばあちゃんがおおらかで逞しくて面白く、貧しさを楽しんでいるようにも感じて読んでいてぐんぐん元気をもらえた。
    ばあちゃんの言葉もスッと入ってきて、小さいことで悩んでいたのも馬鹿馬鹿しくなるくらい。

    今の自分の暮らしって随分と贅沢なんだって思えました。

    今の世の中を批判しても始まらないけれど、便利だからこそ、変に効率を求めたり、どんどんモノが捨てられたり…。
    この時代に戻りたいとは思わないけれど、それでもこの時代の人の温かさや大らかさって羨ましい。

  • 人生って結局楽しむか楽しまないか以外の軸は必要ないのかもしれないなと哲学的なことを思わせてくれるところもあれば、ただのケチで口がうまいばあちゃんなのかもとも思ったりしながら楽しめました。
    正解はわからないけど多くの人に愛された人なのは確かでしょうね。

  •  
    ── 島田 洋七《佐賀のがばいばあちゃん 20040131 徳間文庫》[Kindle]
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B01G4QURRE
     
    ── 《佐賀のがばいばあちゃん 2004‥‥ 徳間書店》加筆・修正・改題
    ── 《佐賀のがばいばあちゃん 2001‥‥ 愛育社》2度目の自費出版
    ── 《振り向けば哀しくもなく 1987‥‥ 太田出版》自費出版3000部。
     
    …… 洋七の祖母の逸話を耳にしたビート たけしが、最初に書籍化を
    強く勧め、洋七がそれに応え執筆した。
     さまざまな本がシリーズで売り上げ冊数は総計400万部を超えた。
     
    ── 島田 洋七《徹子の部屋 20230310 13:00-13:30 テレビ朝日》
    …… 思い出の地・佐賀に夫婦で移住し22年。
    https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/
     
     島田 洋七 漫才 19500210 広島 /籍=徳永 昭広/旧称=島田 洋一
     島田 洋八 漫才 19500213 岡山 /籍=藤井 健次/164cm [O] B&B
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20230310
     
    (20230310)
     

  • 人に気づかれないのが本当の優しさ。

    ついつい笑ってしまうエピソードが多かったけれど、この言葉のように、きっと忘れてはいけないような大切なものをしっかりと持って生きている人だったんだろうなぁと思った。私もそうでありたい。

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著者プロフィール

1950年広島県生まれ。小学校・中学校を佐賀県で過ごす。75年、洋八と漫才コンビ<B&B>を組み、NHK漫才コンテスト最優秀新人賞を受賞。漫才ブームを主役として活躍。『佐賀のがばいばあちゃん』シリーズは総計550万部を超える大ベストセラーとなった。

「2018年 『笑ってなんぼじゃ!下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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