本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (163ページ)
感想・レビュー・書評
-
質素な文章なんだけど、ジーンと心に響くエピソードが多くて、今の時代に無くしてしまったものがたくさん詰まっている。
貧困だからこそ、工夫して暮らしていくし、周りの人たちの優しさを知ることができる。
ばあちゃんがおおらかで逞しくて面白く、貧しさを楽しんでいるようにも感じて読んでいてぐんぐん元気をもらえた。
ばあちゃんの言葉もスッと入ってきて、小さいことで悩んでいたのも馬鹿馬鹿しくなるくらい。
今の自分の暮らしって随分と贅沢なんだって思えました。
今の世の中を批判しても始まらないけれど、便利だからこそ、変に効率を求めたり、どんどんモノが捨てられたり…。
この時代に戻りたいとは思わないけれど、それでもこの時代の人の温かさや大らかさって羨ましい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生って結局楽しむか楽しまないか以外の軸は必要ないのかもしれないなと哲学的なことを思わせてくれるところもあれば、ただのケチで口がうまいばあちゃんなのかもとも思ったりしながら楽しめました。
正解はわからないけど多くの人に愛された人なのは確かでしょうね。 -
人に気づかれないのが本当の優しさ。
ついつい笑ってしまうエピソードが多かったけれど、この言葉のように、きっと忘れてはいけないような大切なものをしっかりと持って生きている人だったんだろうなぁと思った。私もそうでありたい。
全5件中 1 - 5件を表示