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- / ISBN・EAN: 4988013055193
感想・レビュー・書評
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アパアルトマンを売りに出し、
どたばた劇に巻き込まれる老夫婦の数日の物語に、
人生の豊かさを見る。
共に闘えるパートナーと巡り合い、
ときめきあい、
生きることができたら、
きっと人生は最高に幸福だ。
どこに暮らそうとも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
5階までの階段がきつくなった老夫婦と老犬。40年間の二人の思い出の詰まったアパートを手放すことに・・
ストーリー的にはありがちな展開だが、作品で挿入される二人のなり染めやこれからの人生も手を取り合って歩んでいこうという思いが胸を打つ。
また、ペットを飼った経験のある人なら誰でも悩む高額な治療費に関して、老犬だがお金の問題ではないという妻と高額な費用にビビる夫という対比も現実的で面白く、二人のとった決断も素晴らしい。
挿入歌の「Have I Told You Lately 」ヴァン・モリソンがこの作品に華を添える。
ニューヨーク市ブルックリン区ウイリアムズバーグを舞台に、夫婦と愛犬が直面した危機と彼らの絆をモーガン・フリーマン&ダイアン・キートンのW主演で描く、スリリングでチャーミングなハートフル・コメディ。 2014年9月5日に、トロント国際映画祭でプレミア上映(題名:Ruth & Alex)された。
あらすじ:
長年ずっと連れ添ってきたカーヴァー夫妻は、40年住み慣れた5階にある眺めの良い部屋を「エレベーターがない」という理由で売却しようと試みる。 昔は下町だったイースト・ヴィレッジも今ではおしゃれなエリアとなり、二人の部屋にもちょっとした値がつくようになっていた。 内覧会を開催することになるが、その前日、年老いた愛犬が急病を発症、成功確率6割の手術を受けることに。 さらに近所でテロ騒動が勃発。
ふたりの若かりし頃を挿入しながら不動産交渉と共に物語は展開していく。(ウィキペディア) -
モーガン・フリーマンさん演じるアレックスとダイアン・キートンさん演じるルースのカーヴァー夫妻はニューヨーク市ブルックリンにあるマンションの5階に40年間、住んでいるのだがなんとそのマンションにはエレベーターが無く、アレックスとルース、そして老犬のドロシーにはかなりの負担になっていた。そこで二人は住んでるマンションを売り出す事を決意するのと同時に住み慣れたニューヨーク市の別のエレベーター付きのマンションに引っ越す事も決意。不動産仲介業者のリリー(シンシア・ニクソンさん)の力を借りる事に成るのだが、40年間慣れ親しんだ部屋と外の景色、そして二人の大切な思い出がアレックスとルースの心境に変化を与えていく。。。二人が乗り越えたものとは、そして二人が下した決断とは!?
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人生を相対的に見つめたとき、何かより優れようと考える。
自分が設定したハードルの高さくらいは超えたいと考える。
人生を絶対的に見つめたとき、何をしたいのかを考える。
自分の人生をどのくらいの位置に置きたいかではなく、人生をどう過ごすかということを考える。
作品を観終えたとき、自身の人生についてどう生きようか、どう過ごそうかといった気持ちを投げかけてくれるいい作品だと思う。 -
落札できるかどうかを重視しすぎて本当にそこの部屋に住みたいって心から思ってるのかわからなくなるよね。リリーやわんちゃんがちょっと可哀想だけど、高い安いとかじゃなくて家は少なくとも長く住むところだし、住みたいと思う気持ちとか、そういうのが大事だと思いました。目先の競争に囚われないようにするのが大事という教訓。
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不動産売買をテーマにした映画というのは珍しい。日本は先着順だし、仁義を重んじるところがあるけれど、アメリカでは高い金額を提示した人が買うのだな。
なんてことはこの映画の主眼ではなく、大切な思い出のある家を簡単に処分するかで悩む老夫婦の話でした。犬の手術とかテロ逃亡犯の話とか、ちょっと余話が多すぎる気も。 -
都会って大変だな
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住んでいる部屋が5階で、エレベーターがなく部屋に行くまでに苦労をしている歳をとった夫婦。
部屋を売って新しいエレベーター付きのアパートに引越しをしようとするが…。
夫婦の部屋との思い出も沢山映像で流れ、この部屋がどれだけ大切だったか、というのは伝わってきました。
でも、エンディングの締めくくりが予想出来る上、都合良すぎて、これで終わり?感が拭えなかったです。振り回された姪っ子はただただ可哀想に感じました。 -
ダイアン・キートンのメガネが素敵。
96万ドル。NYの家は高い。