Amazon Web Servicesではじめる新米プログラマのためのクラウド超入門 [Kindle]
- 翔泳社 (2016年6月16日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (399ページ)
感想・レビュー・書評
-
2018年と、少々古い刊行ながらAWSの基本が理解できる本だったね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2016年の本なのであえていま読む意味はあまりない。(2017年に買ったのにずっと積んでいた)
クラウド黎明期からちょっと過ぎた雰囲気が分かる。AWSを中心としつつネットワークやセキュリティ・Dockerなどプログラマ向けのインフラ周辺知識が触れられる。
最後に急にDockerの説明がガッツリ入るので少し驚いた。
・クラウドの役割
・AWSの基本とアカウント登録
・Webサーバーの構築
・Webアプリケーションサーバーの構築
・ネットワークの構築
・AWSのセキュリティ
・システム運用
・Dockerコンテナー実行環境の構築 -
AWSのお勉強。
VPCは、AWS内にプライベートネットワークを構築するためのサービスです。
一般的な業務システムでは、セグメント単位で配置するサーバーを振り分けます。たとえば、社内LANセグメントには、顧客情報などの重要なデータを保持するデータベースサーバーなどを配置し、非武装地帯(DMZ)セグメントには、メールサーバーやWebサーバーなど外部ネットワークと接続するサーバー群を配置します。VPCを使えば、ネットワークセグメントを分割し、ファイアーウォールを配置することで、セキュリティ要件に応じた制御が可能になります。
アプリ開発の世界は「〇〇の時は□□のように作るのがよい」という、知恵袋のようなものがまとまっています。それを、デザインパターンといいます。アプリ設計に悩んだ時は「これまでの開発者は、どのようにしてきたのだろう?」という定石を知る、すなわちデザインパターンを学ぶことで、先人たちの知恵を借りることができます。」
サーブレットとは、Webアプリケーションサーバー上で動作するJavaのクラスです。サーブレットは、クライアントのブラウザーから送信されたリクエストに対して、処理結果を返します。サーブレットは一度、Webアプリケーションサーバー上でロードされると、クライアントからのリクエストにマルチスレッドで応答するため、高速に動作するのが特徴です。
AWSでは、Amazon VPC(Amazon Virtual Private Cloud)を使って、クラウド上に仮想ネットワークを作成できます。要件に応じてネットワークを分割し、そのセグメント内にサーバーを配置することで、AWSのネットワークの中でプライベートネットワークに相当する領域を作成できます。
ホスト型仮想化、ハイパーバイザー型仮想化のようにOSやハイパーバイザーの上で、さらにOSを複数動かすと、それだけでどうしても多くのリソースを必要とします。そこで、ホストOS上に論理的な区画(コンテナー)を作り、アプリを動作させるのに必要なライブラリやアプリなどをコンテナー内に閉じ込め、あたかも個別のサーバーのように使うことができるようにしたものが、コンテナー型仮想化です。
OSのリソースを論理的に分割し、複数のコンテナーで共有して使います。コンテナー型仮想化はオーバーヘッドが少ないため、軽量で高速に動作するのが特徴です。 -
AWS を使って Web システムを構築するうえで、最低限のことが解説されている。
AWS のとっかかりにはかなり良い本だと思う。Docker があるのもよかった。