- Amazon.co.jp ・電子書籍 (291ページ)
感想・レビュー・書評
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前半は神社との付き合い方で面白かったが、後半はスピリチュアル+ノウハウエッセイみたいな感じで、ちょっとな…という印象。ただ作者は徹底して神社と付き合っており、自分もその域に達すれば違う世界を開ける(逆に言えばそれほど本気になれない)ことを痛感。悔しさ含め星2つ。
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美術や歴史への興味が切り口になって、神社仏閣へお参りする機会が増えてきました。
これらの視点とは別に、寺社参りを成功と関連づけている主張、書籍があるということも知りました。
どのような視点で書かれているのか?一度は読んでおきたいと思い、最近話題になっていたこの本を読むことにしました。
著者は元コンピューターメーカーの研究員として働いていた、科学博士。
そして「霊能者でもある」と主張する、なかなかあやしい自己紹介。
まずは、神社とはどういう存在なのか、なぜ神社に行くと良いのか?について、著者の視点で解説しています。
そして、神社の持つ力を分けていただくにはどうしたら良いか、どのように考えたら良いか。
さらには、日常生活の中で、神社信仰はどのように活用できるのか、どのようにしたら、自分の身体の中で精神性を高めることができるのか、という話に展開していきます。
いわゆる「スピリチュアル」という言葉で表現されるカテゴリーの本に、なるかと思います。
あまりこの分野の本に慣れていない自分には、一歩ひいて読んでいる部分もありました。
ただし、神社のことだけではなく、仏教やキリスト教などなど、他の宗教についても言及しています。
宗教間の違いや共通性についても解説されているので、「この分野のことを探求してきた人なのだなあ」と、受け取りました。
書かれている内容には、複数の国・文化で受け入れられている考え方もあるようです。
精神世界に対する理解・解釈について、普遍的な部分もあるのかなと、自分なりに理解しました。
全体的にフランクな文体で、気軽に読めるように工夫されています。
「こういうことがあったら良いな、試してみても損はないかな」と思ったことがいくつかあったので、自分なりに、実践してみようと思います。 -
自己啓発臭プンプンの表題と、例え話が砕けすぎていたりもするのだが、日本人として神社・神様との向き合い方を、ここまで腹落ちさせる本も初めて。『祈り』とは、意思を宣言する『意宣り(いのり)』 神様と自分にコミットする事で願いは叶う。 箱根神社、九頭龍社など、行ってみたい神社も見つけられたし、地盤の固い山岳系神社は、先見性が培われるとか。 スピリチュアルに傾向する訳では無いが、寺社仏閣の旅へ誘いとなるキッカケに。
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神社と神様についてわかりやすく書いてあった。神社での参拝の仕方やお願いする時の心構えなども参考になった。