社会心理学講義 ──<閉ざされた社会>と<開かれた社会> (筑摩選書) [Kindle]
- 筑摩書房 (2013年7月15日発売)
本棚登録 : 213人
感想 : 4件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (402ページ)
感想・レビュー・書評
-
まだ内容を完全には飲み込めてないけど、「新しい視点を入れる」という点で良い読書経験だった。
無意識・行動・意志の関係は、意識しておくと行動の質が上がりそうだなー詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みごたえがありましたが、難易度が高いです。
-
もう書けないと諦めた日もありながら10年以上の歳月をかけて磨き上げられた思考の結晶。
著者の思考プロセスを追体験するなかで、頑固で厳格だが親しみを感じる1冊。
同一性と変化。デオキシリボ核酸を集めただけの命、その生命を集めただけの社会、文化。
因果関係、合理性は、未来予測可能性につながるものではなく、虚構で成り立っている。
社会心理学を通じて筆者はそんな世の中をどう見つめたか。
政治哲学、経済学、社会学、心理学、科学はどうだったか。
それらの学問で人々の幸せに貢献したいという人の 無知、傲慢、あるいは偽善が信じられないという。
確かにそうだ。そして自分の思うままに生きて時は流れる、ただそれだけのこと。
そんななかでなにかしらのけじめがつけられたと思えるようにしたいなと憧れる。
全4件中 1 - 4件を表示