- Amazon.co.jp ・電子書籍 (263ページ)
感想・レビュー・書評
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ストーリー形式でプロジェクトマネージャーに求められる能力について解説した本。
タイトルには「マンガつき」とあるけど、漫画はプロローグとエピローグに数ページと各章につき2ページ程度しかないので、漫画はおまけ程度。
著者が乃木坂46のファンの人で、ことあるごとに乃木坂46の話かでてきた印象。そういや、先日読んだ『ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本』という本でもそうだった。
プロジェクトの理想的なものは、「笑顔のある楽しいプロジェクト」ということ。もちろん、納期を守るとか最低限なことは必要だけど、笑顔のある職場だと少し残業が多くてもメンバーもついていけるのだろうなとこの本を読んで思った。でも確かに、上司が真面目腐って笑いのない職場だとつまらないだろうなと思う。自分は幸い、今まで上司には恵まれてきたと思うので、本当によかったと思う。
ちなみに、笑顔には、「ストレス軽減、癒し効果」「がん細胞をを退治するナチュラルキラー細胞が増える(らしい)」「職場の雰囲気がよくなる」「開かれたコミュニケーションが取りやすくなる」「相手に対する配慮、思いやり」という効果があるようで、笑顔にするというのはやっぱりいいことなんだろうなと思った。先日、お店で家族の集合写真を撮ってもらう機会があったのだけど、お店の人に「笑顔でお願いします」といわれても、自分で分かるぐらい顔がひきつってしまった。
後、今の時代のマネジメントでは価値観の多様性に配慮するのが大切なのだとか。子どもが熱だして休むのも、好きなアイドルのライブで休むのも、同じ休みなのだから、区別する必要はないだろうしね。もっと休みやすい社会になれたらいいなと思う。
なお、詐欺師は人をだますプロじゃなくて、人を信用させるプロとのことで、詐欺師のテクニックは参考になるとのこと(もちろん、平和利用前提)。人に信用してもらえるようになるっていうのは、確かに大事だろうなと思う。時間がかかることだろうけど。 -
PMPやIPAのプロジェクトマネージャ試験からは零れ落ちる…答えのなく定義がしづらい、コミュニケーションについての冊子です。
コミック部分も、ご都合主義すぎず、主人公が挫折していくシーンで多かれ少なかれ「あるある!」と実感しやすいので、「私でもできそう!」な気持ちにさせてくれます。
砕けた表現なのでライトノベルな感じで読み進められます。
資格の重要性も説いておられ、「やりたいな」という気持ちにさせてくれますね。 -
■リーダーシップ
尊敬〟と〝信頼〟である
→恐怖や服従ではない
松下幸之助
「人間は本来働きたいもの」だって。「働くことをじゃましないことが、一番うまい人の使い方である」
→裁量を与える
「ユーモアのセンスはリーダーシップに必要なものであり、処世術であり、物事を上手く運ばせる方法である」
アイゼンハワー大統領
『誰と一緒に成功を喜びたいか』
そう思われるように行動する
田中角栄
「人にカネを渡す時は、頭を下げて渡せ。くれてやると思ったら、それは死にガネだ」
→俺は客だぞ、と思わない。お金を払ってありがとうを言える
■ナポレオン
弱き人こそ薄情である。 本当の優しさは 強き人にしか期待できない
上からの圧力と戦ってメンバの防波堤になる
■交渉
「常に笑顔で冗談っぽく話を持ち掛けるんだ。相手に笑顔がなくなったらそこで止める。それは最低限のマナー。でも、お互い笑顔で話してる間はグイグイいく。そしたら案外うまくいく」
■人の価値
人の価値とは、 その人が得たものではなく、 その人が与えたもので測られる
-アインシュタイン
■伝え方
人が意見に反対するときは だいたいその伝え方が 気に食わないときである
-ニーチェ
■できるビジネスパーソンに見せるため必要なこと
・理論
・データ
・即答
■一貫性について
コンセプトに基づいて、ビジュアルや文字など全てを組み立てていくって下り。そこに一貫性がなければ、最も伝えたい〝コンセプト〟が伝わらない。間違った印象を与えてしまう
→★これは音楽のオリジナル作成でも一緒 -
私には合わなかった
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PMBOKを学習した上で、それだけでは得ることのできないコミュニケーションやマネジメントについて学習する本。
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プロジェクトマネジメントの中でも、コミュニケーションに焦点を当てた本。
物語形式で読みやすい。
試験対策にはならないかもしれないが、資格取得とコミュニケーションの効用についてページを割いており、プロジェクトマネジメントおよび資格取得のモチベーションアップについて役立ちそう。 -
最後、「私ってプロマネに向いてるんじゃない?」って思えてしまった。
Kindle Unlimitedが安かったのでその中の一つで読みました。
そのあたりはさておき、1/4くらいはなんだかんだと乃木坂46を褒めてダイマつつ、PMBOKの記載で足りない人格だとかコミュニケーションの部分でサポートするタイプの本です。
なので、「俺もPMになれそう!」って気分になれる。はず!
これが絶対正解とは言わないけど、正解の一つとして良いかと思います。
漫画が入って、口語体、掛け合いで進むので硬い本が苦手な人にも読みやすいかと思いますよ。 -
Kindle Unlimitedにて。
プロマネに必要な要素や、それなりの自学と経験が必要であるというコトは分かった。 -
マンガ部分は少な目(全然良いですけど)。
プロマネについて体系的にまとめた本ではなく、そのあたりは他書に任せ、現場で考えておくべきことが中心となっている。