原作:蜜愛 銀伯爵のシンデレラ/沢城利穂(ティアラ文庫)
原作未読。
マリーは孤児院で暮らしている。東洋人との混血の自分が、自分の黒い髪が嫌い。醜いと思っている。親に捨てられたのはそのせいだと思っているから。
その孤児院にいつの頃からが、ミスターJと名乗る紳士より、孤児へお菓子等の贈り物が届くようになった。マリーはミスターJを敬愛していた。
18才になり孤児院を出ていかなければならなくなったマリーに、伯爵との結婚話が。顔も見たことがない人から、結婚を望まれ、一緒に暮らすことになった。
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たまに孤児院に来て、黒髪を優しく撫でてくれる人の名前が、ジェフリー。
マリーに結婚を申し込んだ伯爵の名前が、アレックス・ジェームス・ウッドフォード。
ミスターJは誰なのか。
伯爵に溺愛され、マリーも伯爵に惹かれていきます。そんな中、ジェフリーが絡んで来て、ジェフリーとアレックスの因縁が明らかになって…ってお話でした。
孤児院にいた時マリーは、ジェフリーがミスターJだったらいいなと思っていたわけですが、なんで「アレックス・J・ウッドフォード伯爵」と聞いて、「ミスターJじゃないのね」なの?と思いました。
そこは「ミスターJかも?」じゃないの?って。
気になったのはそれくらいで、あとはラブラブで、お屋敷の使用人達も優しくて良かったです。