すぐやる! 「行動力」を高める“科学的な”方法 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「脳に入る情報」を減らせば「すぐやる」モードに切り替わる。
    僕もよくやるんですがルーチンを作るということかなとおもいます。
    自分の脳を「すぐできる」ように仕向けてやることで考えることなく行動に移すパターンをたくさん作れるようにしています。
    脳と体の歯車が再びかみ合うような「トリガー」を見つけていく。
    脳に「見せる」「聞かせる」「触らせる」という3つの入口を使って脳と体を「すぐやる」ように仕向ける。
    「課題をすぐに解決して高い成果をあげる人に睡眠不足の人はいない。」
    1時間早く寝ると次の日の動きが違いますよね。
    この歳になると強く感じます。
    視覚に入ったものに自動的に手を伸ばす働きが「モデルフリーシステム」
    やるかやらないか吟味する「モデルベースシステム」
    「使ったものは元に戻す」
    「フィードフォワード」
    目的を達成するためにどうあるべきかを予測して行動を決めるシステム
    脳が自動的に、無意識的に「フィードフォワード」のシステムを起動しやすい状況をつくる
    脳が「次の行動」を予測できるところまでは「前の行動」を持続させることが重要です。
    「脳は他人を真似するようにできている。」
    人は真似るようにカウンターミラーニューロンが存在するそうです。
    レベルの高い集団に属すると自分のレベルも引き上げられた感じがします。
    娘も高校に入って自分よりレベルの高い子たちに囲まれるようになって実感するようになったといいます。
    「わざ言語」
    自分の体験から得た感覚をもとにして組み立てた言語を言うそうです。
    わざ言語を理解するためには使ってみるしかない。
    わざ言語にはフロー状態を引き起こす働きがある。
    これは使いこなす必要がありそうです。

  • これまで、脳に詳しい方や成功者がドーパミンを分泌させること=良いこと、と主張していたので、ドーパミンがたくさん出た方がいいんだ!と解釈していた。

    それで、ドーパミンをいかに分泌させるか?の答えを求めてこの本を読んだのだけど、著者はドーパミンを過剰に分泌させないようにすることが大事だと述べている。

    ど素人のくせに、うーん、言ってることは分かるけど、ドーパミンの分泌を抑えない方がいいんじゃないの?と、なかなか納得いかなかったけど、この著者の本を3冊読み、何度か読み返してみて、ようやく腹落ちした。

    ☆ドーパミンには良い面も悪い面もある。いかに分泌させるかよりも、いかにコントロールするかが大事。

  • 行動、やらなくなる、は脳の仕組みによるものだということが書かれています。大前提、睡眠は大事、脳は予測できないことには反応が遅くなる、この脳の予測をいかに作っていくかがポイント。見る聞く触る、話す考えるなどのインプットがあり、それらを実践するテクニックが8個解説されています。

    良いと思った点3つ
    ①行動は脳の仕組みによるものだと実感できた
    ②行動をする、しないポイントに触れることができた
    ③脳の予測、という概念を知ることができた

  • 「すぐやる!」
    行動を即起こせる人ほど成功します!
    本書では科学的根拠を元に「すぐに行動できるよう習慣化」するやり方を詳しく書いています。

    ■環境から改善して脳の意識改善をしよう
    1.やりたい事を阻害するモノは目・音から遠ざける(遮断する)
    2.脳の仕組みを理解し逆手にとって活用しよう!

    ■メンタル文法を使いこなそう!
    1."やる気"が出ないのはメンタル文法で"できない"が溜まっているのが原因
    2.メンタル文法を活用し脳を"できる"状態にしていつでもスイッチONにしよう

    ■"できる人"を視界に入れ横並びで作業をしよう
    1."できる人"を視界に入れ、できない人からは遠ざかる
    2."できる人"と"横並び"で作業をする
    3.最後は自己アレンジを加えて"できる自分"になろう

  • 作業療法士だからこその知識が詰め込まれている1冊。久しぶりになるほど!と思える本だった。

  • 何故やるべきことをすぐやらないかのノウハウが詰まってます。
    「やってはいけないことをやってしまった」ことに関して、
    心の奥では満足感が得られているなど、誘惑について理解できました。
    今、自宅で自粛してますが、様々な誘惑に負けない考え方
    を身につけられたと感じます。

  • 昔に電車の広告で見たことがあり興味があったので読んだ。
    集中力とかやる気と言うものは置いてくるものではなく自らが環境を整えることで発揮されるものであるということがわかった。特に面白かったのが、罪悪感を抱く行動こそ脳にとっては幸福であると言うことであった。

  • 意志の力ややる気でなく、脳のシステムを活用した行動術。

  • あんまり聞いたことがなかったことが多かったのと、作業療法士ならではの視点に思えて面白い。

    人を自然と動かすには、を考えるのにも使えそう。
    普段の何気ない行動によって、脳がどれだけ左右されてしまっていることか。。
    やはり環境は大事なのだ。

    もしや、積読は見るだけで脳に負荷を与えてるのでは?笑

  • 素晴らしい一冊でした。

    http://aosenn.hatenablog.com/entry/2017/10/01/180000

著者プロフィール

作業療法士。国際医療福祉大学卒。民間病院精神科勤務を経て国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。現在は都内心療内科で睡眠外来を担当する傍ら、生体リズムや脳の仕組みを活用した企業研修も全国で行う。その活動は、テレビや雑誌などでも注目を集めている。主な著書に、14万部を超えるベストセラー『あなたの人生を変える睡眠の法則』、12万部突破の『すぐやる!行動力を高める科学的な方法』など多数。同じく作業療法士の妻と2児の子育て中。

「2023年 『10歳から育てるすぐやる行動力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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