東京すみっこごはん 雷親父とオムライス (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 昭和の雰囲気が漂う商店から続く小さな通りに、おかしな木造一軒家「共同台所すみっこごはん」が。老若男女、おじいさんから小学生まで。数人が一緒に夕食を作り、一緒に食事をする。成田名璃子 著「雷親父とオムライス」、東京すみっこごはんシリーズ№2、2016.4発行。連作4話。第3話の「雷親父とオムライス」、読み応えがあり、かつ余韻が残りました。有村のおじいさんの死はさびしかったです。野村秀樹君、すくすく育って欲しいです。

  • すみっこごはん続編。
    いやあ面白いなあ。
    読み終わってしまうのが悲しいと思えるほど面白い。
    前巻はいい人たちだけが出て、ただただほっこりしてスッキリと終わる話ばかりだったが、この巻は若干趣が変わったかな。
    前巻より若干だけ重みのある話が増えた気がする。
    まあそれでもほぼいい人たちばかりが出てくるし、読み終えたあとはスッキリしている。
    ぜひともさらなる続編を期待したい。
    いやあほんといい本に出会った。

  • 久しぶりに小説読んで涙が出た…
    なんかいい感じ。こんなことできないかなぁと単純な感想。
    サード・プレイスが自分で作れたら…どうだろう?

    Amazonの読者の感想の中に「作者がラノベ作家?らしくて、だから話が薄いんだ…云々」などと記入されていて、情けない話「ラノベ作家」って?のレベルだったので、調べてみました。。。
    でも、だからどう?って思うくらい、私は共感できたから、まっいいかと星5つ!

    だって、現実逃避が目的の読書だから、泣いたり笑ったりちょっとドキドキしたりできるのがいいんだし…

    機会があればほかの作品も読んでみようかなと思える作家さんゲット!

  • 老若男女でご飯作って食べようの会、第2弾。
    食事作る、食べるって、大事なことです。
    なお、1弾読んでないと、落ちがつまらないです。

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著者プロフィール

1975年青森県生まれ。東京外国語大学卒業。『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し作家デビュー。シリーズに『東京すみっこごはん』『今日は心のおそうじ日和』がある。著書に『ベンチウォーマーズ』『ハレのヒ食堂の朝ごはん』『坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常』『世はすべて美しい織物』『時かけラジオ 鎌倉なみおとFMの奇跡』『いつかみんなGを殺す』などがある。

「2023年 『月はまた昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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