声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ (1) (ストーリーな女たち) [Kindle]

著者 :
  • ぶんか社
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  • 18巻まで読了。

    父親を亡くし、人買いに連れて行かれた姉妹。状況が分からない妹は、姉の競りを見て大暴れ。頭を打ち、気絶している内に姉は女衒に買われて何処かに連れて行かれてしまった。妹は下位の遊郭へ。いつか姉に会いたいと、遊郭で生きる妹が主人公の物語。

    主軸に主人公の物語+主人公の周りの人達の現在や過去の物語で、話が進んでいく感じです。

    姉との再会が物語の終着点なのかも?
    生きている内に再会できるのかも微妙です。
    主人公の恋の行方や、誰に身請けされるのとかが気になります。

    読んでいて、痛いし辛い。でも読んでしまいます。

  • 生き別れの姉に会いたい、死んだ父母の墓を建てたいという、女郎ものの中では前向きでしっかりした健気な主人公です。ストーリーそれぞれに小さな救いがあり、陰惨なシーンはあっても読後感は悪くないですね。田舎臭かった主人公がどうなっていくか、続きも楽しみです

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