校閲ガール (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (122ページ)

感想・レビュー・書評

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  • ドラマは見ていない。やはり校閲というのは大変な仕事だなぁと思う。映画とかではシーンが変わったとき車の傷が違うとか身に着けている小物が変わっているとかあるあるなのに、小説等では少なく、作者さん、よくメモを取りながら見ながら仕事しているのねと感心していたが、校閲担当の仕事が素晴らしいのね。登場人物もみな生き生き。藤岩好きかも。本郷夫婦の失踪もしっかりミステリーだな。電書の解説が角田光代氏だったのもびっくり。

  • 似たような仕事してるから苦労は理解できる。ドラマは未観。

  • ドラマを先に見ていたので、登場人物全員がドラマキャストで脳内再生される(笑)
    明るくパワフルで、元気の出る物語でした。主人公の毒舌が好き。
    ファッションブランドが架空のものでなく実名だったり、主人公のファッションに対するこだわりが仔細に書かれていて、現実感があって良かった。

    宮木あや子さん初読みは『雨の塔』だったので、その静謐で繊細な雰囲気とのギャップにびっくりした。
    角田光代さんが解説で「宮木あや子さんは、小説という場において、ものすごく衣裳持ちなのではないか。」と仰っていて納得。
    宮木さんの他の本を読むのも今からとても楽しみ。

  • 面白かったなあ。TVで「校閲ガール」が始まったから読んでみようかと思ったが、出版社の内側の話、それも普通は見えない校閲部の様子が覗ける。各章で小説内小説を河野悦子が校閲する。作者もそれぞれとても違う内容の小説を書いている。エロティク・ミステリー、エッセー、時代小説、純文学、と文体も分野も違う。校閲者って、作者がうっかりして青いシャツを主人公に着せて、着替えもせずに緑のシャツと書いたら、決して見逃さない人々だそうだ。

  • 何年も前に読んでいた作品だが、アマゾンのオーディブルに入っていたので朗読を聞いてみたら、以前以上に楽しめた。
    今年僕のゼミに入ってきた学生さんが、ファッションに関心の高い女子力高いタイプで、今まで僕の身の回りにいない女の子だった。正直、彼女みたいなタイプに以前は抵抗を感じていたのだが、彼女のおかげで僕の世界観もずいぶん広げてもらえたように思う。そんなこともあって、河野悦子的なお嬢さんの価値観により共感しやすくなっていたのだと思う。ちなみに彼女は友人と一緒に、社会調査の授業でもそうした方向性からインスタグラムに関するアンケートを企画していて、それを指導している過程で、僕もSNSをあやつる彼女たち女子大生の交友関係の新たなあり方についてずいぶん勉強になった。大変ありがたい。

  • 文句なし!読んでいて楽しい!!
    はじめの数行で心を掴まれた体験。そのまま、するっと読めた。終わり方もいい。

    仕事上、校正/校閲に関わることになって、この本を手に取った。結果、「校正/校閲とはなんぞや」はどこかに行ってしまい、ただただ作品を楽しめて愛せた。

    かしこまった文章ではなく、現代にマッチしたゆるやかな文章で、こういう本(自己表現)が存在しても良いんだという新しい発見がありました。主人公の設定も詳細まで決められていて、みんなが愛らしい。

  • 校閲の仕事のこと何も知りませんでした。
    大変な仕事だなぁ
    もっと、一字一字大切に
    読まないといけないなぁ

  • ドラマ見る寸前に。
    夢見る働く女子のお話。
    お仕事(校閲)成分は少な目。

  • 読みやすい作品。
    ドラマよりも丁寧で好き。
    出版社はいつまでも私の憧れの世界だな。

  • 日テレ水10・石原さとみ主演のドラマ「地味にスゴイ!校閲
    ガール・河野悦子」がすばらしく面白い。ソレきっかけで原作
    があることを知り、オンエア前半なのにもかかわらず手を出す。
    果たして吉と出るか凶と出るか(^^;)。

    宮木あや子作品はもちろん初めて。わりと出版関係と近いとこ
    ろで仕事してたにもかかわらず、「校閲」という仕事の存在を
    ドラマで初めて知ったに近い僕としては、読む前から興味津々
    で、テンションはかなり高かった気がする。こういう場合、
    「期待し過ぎた」という状態で読了する場合が多いのだが、
    コレはちょっと違った。

    主人公であり、語り部でもある河野悦子のセリフ回しが完全に
    ツボ。明日使ってみたい系のシニカルな皮肉が山のように溢れ、
    どこを読んでもニヤニヤ出来るのがポイント。

    そしてネタが「校閲」であるが故に、小説内小説という形で
    いろんな分野の作品の一篇が出てくるのだが、どれもこれもが
    それぞれのジャンルのステレオタイプで、いくつかはその先が
    気になるくらい充実した内容。明らかに種類の違う文章を書き
    分け、一冊に同居させ、さらにそこに意味づけをしているのだ
    から、「良く出来たコメディ」の域を完全に超えた、凄い作品
    だと思う。

    原作とドラマ、登場人物とタイトルが同じだけで基本別物と考
    えた方がいい。そして驚くことに、今を以て「どちらもすばら
    しい!」と感じている次第。原作を読んで来週以降のドラマの
    展開が楽しみになったのは初めてかも。大吉だな、今回は。

    もう一つ、巻末の角田光代による解説は必読。イヤミスの大家
    は、こういう作品も好きなんだ・・・。ちょっと意外だったかも。

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著者プロフィール

宮木 あや子(みやぎ あやこ)
1976年生まれ。神奈川県出身。2006年『花宵道中』で第5回女による女のためのR-18文学賞 大賞・読者賞受賞しデビュー。同作は2014年映画化された。
代表作に2016年テレビドラマ化された『校閲ガール』とその一連のシリーズ。

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