父・金正日と私 金正男独占告白 (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 話題の、こんな本を読みました。
    東京新聞の記者が書いた本で、
    金正男との150通におよぶメールのやりとりと
    マカオでの7時間の単独インタビューの内容が書かれています。

    この本、昨日、ジムで自転車をこぎながら読み切りました。
    自転車といっても、前傾姿勢で乗るタイプのマシンではなく、
    椅子に座るような感じでこぐタイプなので、よく本が読めます。
    難しい本だと、こぐのと両方でしんどくなってきてやめちゃいますが、
    この本は、メールのやりとりなど、軽めの文章なので、すいすい読めます。

    で、普通通り1時間こいだのですが、あと少し残っていたため、
    時間延長してこぎ、読み切りました。
    いつもよりいっぱい運動をして、ダイエットにつながりました。

    本については、
    どこまで信用するかということが問題ですが、
    金正日は三代世襲に反対していたが、やむを得ずそうしてしまった。
    金正男は中国並みの改革・開放経済をしろと進言。父親の逆鱗に触れた。
    そんなことがメールで語られていて・・・

    最後に記者自身の分析があり、
    なぜ、中国は正男氏を滞在させているか、
    それは、三男の正恩の経験不足により失脚した際、
    人間性のいい正男を担ぎ出して安定させようとしている、
    そんな内容でした。

  • きんどる端末やらスマホやらで、各種待ち時間等にチョコチョコ読み。
    なので、読了までにとても時間を要してしまった。

    まさかその間に御当人がアレで亡くなってしまうとは・・・。

    改めて本書を読むと、たしかにいつ何時アレされてもおかしくないよなー、と思ってしまう。

    しかし、何ともクレバーで、人間味のある人物だったように思う。

  • 【世界的スクープとなった北朝鮮のプリンスの肉声】故・金正日総書記の長男、正男氏の肉声を、世界で初めてスクープした新聞記者による衝撃の書。インタビュー7時間+メール150通!

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著者プロフィール

五味洋治:1958年長野県生まれ。82年早稲田大学第一文学部卒業。83年東京新聞(中日新聞東京本社)入社、政治部などを経て97年韓国延世大学校に語学留学。99~2002年ソウル支局、03~06年中国総局勤務。08~09年、フルブライト交換留学生として米ジョージタウン大学に客員研究員として在籍。現在、論説委員。主に朝鮮半島問題を取材。著書に『朝鮮戦争は、なぜ終わらないのか』(創元社)、『金正恩 狂気と孤独の独裁者のすべて』(文藝春秋)、『父・金正日と私 金正男独占告白』(文春文庫)、『女が動かす北朝鮮 金王朝三代「大奥」秘録』(文春新書)などがある。

「2021年 『金正恩が表舞台から消える日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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