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感想・レビュー・書評
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「水だし」はよく聞くが、実際に作るとなると
・分量は?
・作り方は?
・どのくらい保つの?
・余ったらどうするの?
などの疑問がいっぱい。
それをすべてクリアしてくれるのがこの本。
基本はかつお+昆布だが、いりこやしいたけ、桜えびなどの応用編もある。
作り方は簡単。
材料を麦茶などを作るピッチャーに入れ、水を注いで冷蔵庫で置いておくだけ。
保存は1週間程度(夏場は4~5日)でき、さらに期間内ならまた水を注いで「2番だし」「3番だし」まで作れてしまうそう。
また、水だしを使ったレシピがたくさん紹介されている。鍋や炊き込みご飯、野菜の煮物などに使えば余ることもなさそうだ。
私はお味噌汁用に「いりこを使った水だし」の作り方が知りたい、というのが主な目的だったが、他もおいしそうなので、かつお+昆布の水だしも試してみたくなった。
著者の専門は和食なので、お料理はどれもおいしそう。
唯一の問題は、水だしを作るようになったら、既製品の「白だし」の使い道がなくなりそうなこと。
手間を省いておいしいものが食べたい人におすすめです。
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