年収90万円で東京ハッピーライフ [Kindle]

著者 :
  • 太田出版
4.03
  • (29)
  • (26)
  • (12)
  • (3)
  • (3)
本棚登録 : 266
感想 : 34
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (181ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 料理の本じゃないのに
    この本を読んでからきちんとした食事をするようになった
    昆布の水出しをめちゃくちゃやるようになっていつもの食卓に深みが出た
    癒された
    読み終わっちゃった
    新刊を図書館に予約しようと思う

  • 隠居ライフのハウツー本なんかじゃなくって。
    自分にとってのライフスタイルや幸せを追求したらこうなったという。

  • 人間はお金がないと幸せに生きていけない、特に現代の日本では、という概念を崩してくれる。生きるために働くことを悩む人たちに送りたい、筆者にとってのしあわせな生活とは、という視点から、健やかに生きることを主軸に置く考え方を学べた。

  • Youtubeで紹介されたので読んでみたが評判通り。重要なのは思考のチェンジで自分がやりたいと思ったこと、世間の評判に流されない生き方、ある意味世俗を断った生き方に近いが、幸せの物差しをどこにもつのかを教えてくれた本。

  • 学生時代は壮絶ないじめを受け、仕事もできる方ではない。もちろんお金持ちでもないし、何か成功したわけでもない。しかしこの筆者、まるでセミリタイアしたかのような生活ぶりだ。自由に楽しそうに生きている。筆者の生活と考え方を3つにまとめた。最後まで読んでみてほしい。

    衣食住
    衣→「服が、めんどい」でもあったように、服を買わない。姿勢さえ良ければまぁまぁの格好になる。
    食→玄米、味噌汁、さば缶で1日300円ですましている。超健康食。
    住→東京の多摩という田舎で、家賃2万円台。
    海外にも住んでみたようだが、どこも同じようなものと解釈。
    こんな生活を送ることで、月に7万5千の収入に対して、1万くらいは残る。

    趣味、仕事
    散歩、読書
    お金がかからず、自分の体1つでできることを趣味にするとよい。お金がかかることは、他人と比較してしまいやすい。
    仕事は週2。あとは家で引きこもり、のんびり過ごしている。
    まさに、求めていたような生活スタイル。

    ここまで読んで、ケチケチしてるなぁ。と思った方もいるだろう。しかし今の生活で「足りない」とばかり嘆いて、時間や労力を使い果たしてはいないだろうか。お金だけではなく、好きな人、自分の強み、能力とこれらを求めすぎている。
    逆にニガテ、やりたくない、不得意、、これを避けるように生活できればもう十分だと筆者は考えている。
    忙しい現代で「足るを知る」ことこそ、ハッピーライフを過ごす唯一の方法なのかもしれない。

  • 20代後半で隠居生活をスタートした著者が年収90万円の中で実践している東京でのハッピーライフを①衣食住②思考術といった観点で具体的な実践方法が記載されている。
    ①衣食住
    →ますば自分の現状を見直してみる。どこに誰と住んでいる、職場はどこか、普段は何をしてるのか、を考え、それを行うのに、今の衣食住は最適なのか?過剰なのか?過剰であれば捨てる削る。衣服であれば、着ないものはいらないし、食であれば、食べ過ぎであれば、回数や量を減らせばいいし、住であれば不要に地価が高いところや、部屋数が多いところに住む必要はない。
    ②思考術
    →できるだけ暇になろう。例えば、夢や目標、お金の使い方、創造力、自分の健康状態について、心に余裕があるからこそ目を向けることができる。著者がバイトをしていたコンビニでは、人が足らず常に多忙で、かつ、社員さんからの怒号も飛び交うような職場環境であった。突然朝蕁麻疹が出るようになり、バイトを辞めた。その環境を出て初めて別の環境でも生きていけるんだなと実感することができたとか。蕁麻疹が出るようになる前はしんどいとか感じられなかったという。心に余裕がないと体や感情の変化に気づかなくなる。

    おすすめポイントとしては、著者が大切にしている『自分が本当に好きなことを優先するために現状の環境でどう上手くやれるかを本気で考える』という気持ちの先に隠居という少し極端な方法に辿り着いているところです。だからこそわかりやすいし、その中から、自分ができることを考えて実践ができます。自分であれば、例えば生活を見直すことぐらいはできるかなと思いました。流石に東京の多摩に引っ越すはできないです笑。ミニマリズムにも近い考えかとも思うので、お好きな方はおすすめです。

  • 著者の一貫した自分に対する答え。やりたくないことはしないなどは生きづらいさを感じる現代人には一つの答えになるのではないかと感じた。読み終わったら気分がだいぶ楽になります。

  • 友人に薦められて読んだ。読みやすいし、エッセイとしても実用にも良い本だった。よく忘れそうになるけど、何を集めても死ぬことは分かっているし、自分の食い扶持を稼ぐくらいの働きで良いんだよな。最優先で自分になにかしてあげられるのは自分だけなんだよなってことを思い出した。本の内容とは関係ないけど、とりあえず自然に還りたいので、一人で農業体験に行けると良いな。

  • 面白かった。仕事とか、人間関係とか、社会で生きるのに疲れたと思った時に読みたい本。著者と同じ生活はできないけど、たとえ社会の常識から外れていようと、自分の価値観に正直に生きていきたいと思った。またしばらくしたら読み返したい。

  • ふむ

全34件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1985年愛知県生まれ。25歳から東京で週休5日・年収90万円の隠居生活を始める。31歳で台湾に移住し、3年半隠居生活を実践するが、現在はコロナの影響で帰国。著書に『隠居生活10年目 不安は9割捨てました』(大和書房)『いま、台湾で隠居しています』(K&Bパブリッシャーズ)、『なるべく働きたくない人のためのお金の話』(百万年書房)などがある。

「2022年 『フツーに方丈記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大原扁理の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×