純真なシンデレラのロイヤルウェディング (ティアラ文庫) [Kindle]

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  • プランタン出版
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    Kindle版読了。

    領地で母親の看病に専念していた為、気が付けば社交界デビューも果たせないまま行き遅れの年齢になってしまった20歳の伯爵令嬢ヒロインと、ヒロイン兄の親友で花嫁探しの舞踏会を開催する事になった皇太子ヒーローとのシンデレララブストーリーです。

    ヒロインとヒーローは子供の頃からの知り合いで、一応、幼馴染のような関係です。
    母親の看病や屋敷の切り盛りで社交界デビューを果たしていなかったヒロインでしたが、皇太子の花嫁を探す舞踏会に招待されます。
    ヒーローに女性が苦手だと相談されたヒロインは、大切な友人であるヒーローの為に練習相手になる事に同意します。

    …純真というか鈍感なヒロインでした。
    あと、いくら母親の看病で領地に引き籠もっていたからといって、仮にも伯爵令嬢なのだから社交界デビューだけはするんじゃないかなーと思いました。(^_^;)
    王子様の花嫁探しの舞踏会というのが、「シンデレラ」っぽいです。
    箱入り令嬢で屋敷に引き籠もっていたヒロインは、ヒーローの誘惑を尽く斜め上方向に華麗にスルーするのが楽しかったです(笑)。
    ただ、ヒロインが良い子設定の割には、手を付けていない朝食を平気で残そうとする姿勢に好感度がだだ下がりました…。
    そのあたりは貴族令嬢の感覚なのだろうと思いました。
    途中、身を引こうとする健気なヒロインに不覚にも涙が浮かびましたが、ヒロインが20歳とは思えないくらい言動が幼く感じました。

    結局、ヒーローの年齢が最後まで不明でした。

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著者プロフィール

東京都出身のフリーライター。2010年、水城のあ名義でTL作家デビュー。溺愛系作品を多数執筆中。

「2023年 『愛のない政略結婚のはずが、許嫁に本気で迫られています』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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