ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲 [Kindle]

  • 2016年11月1日発売
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感想・レビュー・書評

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  •  しみじみ「愛だなぁ。」と思った。
       「僕は君が喜ぶ顔が見たいだけ。」

     『毎日かあさん』が好きで、ずっと読んできた。子どもたちの成長、鴨ちゃんとの別れ。たくさんの愛がつまっていた。その後、書店で「ダーリン」の本を見かけて、高須院長がダーリンになったことも知ったが、これまで読むことはなかった。本書は『ダーリンは70歳』でサイバラさんからいろいろ書かれたことへの、高須院長からの「逆襲」だそうで、ほとんどが高須院長によるエッセイだ。
     「長年連れ添った女房が死んで、母も、犬も逝ってしまった。僕は本当に孤独だった。人は誰かがいないと、自分がどこにいるのか、わからなくなってしまうのかもしれない。サイバラが僕を見つけてくれた。」
     「僕はかけひきはしない。…。何よりそんなことで遠回りしている時間がもったいない。」
     「大切な人と一緒にいる時間が、どんなにかけがえがないものか、僕たちはそのことをよくわかっている。」
     本書が、不適切な表現により、回収・絶版になったことを読後に知った。でも、多くの人が目にしなくても、かまわないかも。これは高須院長からサイバラさんへの最高のラブレターだから。
     
     

    • かなさん
      よんよんさん、初めまして。
      この度はこちらへのいいねをありがとうございます。
      よんよんさん本棚のレビューをいくつか読ませていただいて
      ...
      よんよんさん、初めまして。
      この度はこちらへのいいねをありがとうございます。
      よんよんさん本棚のレビューをいくつか読ませていただいて
      とってもキレイなレビューを投稿される方だと感じました。
      これから、よんよんさんが
      どんな作品を読まれて
      どんなレビューをされるのか、とっても気になるので、
      フォローさせて頂きますね。
      これからよろしくお願いします(^^)

      で、この作品なんですけど、
      サイバラシリーズを読みたいと思っていて
      「ダーリンは…」シリーズも読みたくなっちゃいました!
      まだ読めてないんですけどね…。
      そもそも、サイバラシリーズを知ったのも
      作者の西原理恵子さんと高須院長がお付き合いしたことも
      最近になって知ったんです!
      しかも、にしはらさんじゃなく、
      さいばらさんだったんですね(*_*;
      衝撃をうけました!
      2023/07/04
    • よんよんさん
      かなさん こんにちは
      こちらこそ いいねとフォロー ありがとうございます!
      西原理恵子さんは『毎日母さん』のシリーズや『鳥頭紀行』とか...
      かなさん こんにちは
      こちらこそ いいねとフォロー ありがとうございます!
      西原理恵子さんは『毎日母さん』のシリーズや『鳥頭紀行』とか、いろいろ読みました。ほろりとくる言葉がたくさんでてきたりするのですが、絵柄とか、ちょっと?お下品なところとか、好き嫌いがわかれるところかも、です。亡くなったご主人の鴨ちゃんのエピソードが心に残っていて、高須院長とお付き合いかぁ、なんて思っていたので「ダーリンは…」はずっと読まずにいました。

      かなさんのレビューから、また、読みたい本が増えました。どうぞよろしくお願いします。
      2023/07/05
  • これは愛だな愛

    何気なく読んだら、高須医院長文章うまい。
    どんどん引き込まれていく。
    西原絵里子さんへの愛が止まらない

    「これっていわゆる、終活でもあるんだな。
    残された人生をどう暮らすか。

    これは、下りの恋愛なんだと思う。
    山登りは楽しいよ。
    山下りを楽しむやつはいないけど、僕らは山下りを楽しんでいる。
    出来るだけゆっくりゆっくりとくだっていく。

    若い人にはわからないかなこの恋愛。
    お互いに必要なんだと思う。

  • 『ダーリンは70歳』は漫画だが、こちらはほとんど活字。高須医師のエッセイ。スピンオフという感じではなく、パラレルワールドというか。

    視点が変わると、印象も全く変わる。こんな正反対の2人が恋愛関係に入る事実に、人生の妙味を感じる。

    ふたりとも不器用なんだけど、人生で一番大切なものを知っている。苦労してきたからこそ、わかるという。共感してる自分も年をとった(笑)。

    巻末にある、「りえくまちゃんとぼく」はグッと来る。
    活字の中に少しだけ漫画を挿入するのは効果的だ。

    俗世にまみれながら、すごくピュアでプラトニック。

  • 面白かった。いい関係やな、羨ましい。

  • 愛があふれてますね

  • 西原理恵子の『ダーリンは70歳』に対する、彼女と事実婚してる高須克弥のアンサーブック。
    なので漫画ではなくエッセイ。

    彼の自伝、そして西原への思い、美容整形に至った経緯など、色々知ることができた。

  • 高須帝国より愛を込めて、の方がこっちに続く2作目だと読んだ後に気が付いて、こちらも読みました。
    読んでから、これが絶版騒動があった本だと思い出しましたが、全然メインテーマじゃないところで騒がれたんだなあという印象。
    2作目と同様、こちらも読みやすくて良かったです。

  • 逆襲にはなってないなぁ… でもりえぞう先生が幸せなら良かったです。

  • 読了。面白く読めた。ようはサイバラさんへのラブレター。愛情たっぷりの文章がぎっしり詰まってる。そんな本だった。
    高須クリニックの先生といえば、子供の頃に日曜の昼、山城新伍さんの番組に出てた怪しげな小太りでチョビヒゲのおじさんと思っていたが、現在の写真はなんと若々しい。美容外科ってすごいな。

  • 高須クリニックで有名な高須克弥さんのイメージが大分変わりました。
    Amazonプライム特典でサクッと読めました!

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著者プロフィール

高知生まれ。漫画家。’88年『ちくろ幼稚園』で本格デビュー。’97年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞を受賞。’05年『上京ものがたり』『毎日かあさん』で手塚治虫文化賞短編賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「2021年 『猫組長と西原理恵子のネコノミクス宣言 コロナ後の幸福論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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