SCOOP! 通常版DVD

監督 : 大根仁 
出演 : 福山雅治  二階堂ふみ  吉田羊  滝藤賢一  リリー・フランキー  斎藤工  塚本晋也  中村育二 
  • アミューズ
3.41
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427660557

感想・レビュー・書評

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  • かつて数々の伝説的スクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静(福山雅治)。
    しかし、その輝かしい業績も、現役の雑誌編集者たちにはほとんど知られてない。
    過去のある出来事をきっかけに報道写真への情熱を失ってしまった静は、芸能スキャンダル専門のパパラッチに転身。
    それから何年もの間、自堕落な日々を過ごしてきたのだ。
    そんな彼に、再び転機が訪れる。ひょんなことから写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたばかりのド新人記者・行川野火(二階堂ふみ)とコンビを組まされる羽目になってしまったのである。
    案の定まったく噛み合わずケンカばかりの静と野火。ところが、この凸凹コンビが、まさかまさかの大活躍で独占スクープを連発!
    そしてついに、日本中が注目する重大事件が発生する…。
    芸能ネタを中心に追いかけているスケベで出たとこ勝負な中年パパラッチ静と最初はいやいや芸能ネタを追いかけているがだんだん特ダネを追うことに熱中していく新人記者野火のコミカルで息のあった掛け合い、撮られたくない相手の特ダネ写真を撮るための奇想天外な工夫と作戦(イケメン政治家と美人キャスターの密会写真を撮るために向かいのビルから花火を打ち上げるなど)、最初はいやいや芸能ネタを追いかけていた野火が静と現場を共にしているうちに「報道とは相手が誰であれ知られたくないことを暴き記事にすること」ということを学び特ダネを追う醍醐味を学び一人前の記者になっていく成長物語、静と裏社会の情報屋のチャラ源の熱い友情、アメリカンニューシネマの匂いが香るピカレスクな大人の傑作青春コメディ映画。
    着崩れしたファッションやチャラい悪ぶりがセクシーな福山雅治、ガッツとキュートな魅力がある二階堂ふみ、男前で大人な吉田羊、シャブ中演技が怖いけどほっておけない魅力があるリリー・フランキーの演技と色気が印象的です。

  • 口を半開きにして、ワルっぽい仕草が福山雅治にはどうも似合わない。痛い感じがする。役者の幅を広げたい、挑戦したいという意気込みは分かるけどそこまでしなくていいんじゃないかと思う。この役をリリー・フランキーがやったらもっとリアルに出来てたんじゃないかと思う。と言って、ガリレオの役をリリー・フランキーがしても似合わない。そういう役者の柄ってあるんじゃないかと思う。しかしそういうことも含めて貪欲なところが福山雅治らしいところなんでしょう。

    そのかわり二階堂ふみは好演、リリー・フランキーはいつもの怪演でいいところを全部持っていく。スゴイものです。

    ドラマの方は大根仁がベタでケレン味が強いけど力技で持っていく。花火で車の追撃をかわすのは難しいし、ラグビーの格好で突進する滝藤賢一なんてそれ自体がマスコミのネタになりそうだ。

    最後は実は真面目な素顔という話になっていく。リリー・フランキーならそれを少し匂わす程度でいいのが福山雅治なので大げさになってしまう。前半で、実は真面目なんだけど悪ぶってるという演技をしているとよかったのだがそこまでの力はないようで。

  • 面白かった。
    福山と二階堂ふみの映画。
    雑誌のスクープを撮る話。後半えっと仰天。

  •  立川シネマシティで観た。

     原田眞人が1985年にテレフィーチャー(テレビ用長編映画)として撮った『盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS』を、大根仁が福山雅治を主演に据えてリメイクした作品。

     『盗写 1/250秒』は、当時、私もリアルタイムで観た。テレフィーチャーながら質の高さが話題になって、のちに劇場公開もされたんじゃなかったかな?

     たしか、福山雅治の役を原田芳雄、二階堂ふみの役を斉藤慶子、吉田羊の役を夏木マリが演じていたと思う。
     そして、福山の役よりも斎藤演ずるヒロイン・行川野火(なめかわ・のび)のほうに、むしろウェートがかかっていたはずだ。

     ストーリーの細部が思い出せないのだが、こんなに面白い話だったっけ?
     まあ、リメイクとはいえ、30年の歳月を反映して大幅にアレンジ/アップデートされているのだろうけど……。

     ともあれ、本作は大変面白かった。
     大根仁は、観客をきっちり料金分楽しませる「娯楽映画のアルチザン」として、大変な腕利きだと思う。

     福山雅治がいつになくヤサグレた男(写真週刊誌の仕事をするフリーカメラマン。てゆーかパパラッチ)を演じているのだが、なかなか堂に入っている。
     ヒロイン・二階堂ふみも、最初野暮ったいルックス・頼りない言動で登場して、ストーリーが進むにつれ「男前」に成長していくそのプロセスが、じつによい。

  • 中盤までの雰囲気から一転、友人に撃たれる流れにおどろいた。リリーフランキーの演技に見入る。

  • 映画館鑑賞もあり

  • おもしろかった。
    ふみちゃんはなかなかのハマリ役だったかも。リリー・フランキーの演技も素晴らしかったです。

  • 映画が完全に不発だったので期待せずに見ましたが、泣けました。
    過去とかあまり多くを見せずにチャラ源との友情と野火との関係性をうまく2時間で見せてくれてたんじゃないでしょうか。
    そしてリリーフランキーはイカれた役やらせたら本当に最高ですね。
    最後の野火の記事が見たかった。あと福山好きだけどエンディングロール頭の福山のフォトブックみたいなのはいらなかった。

  • いつもいい男を演じる福山が、最低男を演じても見応え十分でした。

  • 最初、ダレましたが。
    グッと引き込まれまして。

    クサイと思いつつ。
    泣きましたぁ。

    知らなかったしラスト。

    吉田羊も二階堂ふみもキュートでしたぁ。

著者プロフィール

1968年東京都国立市出身。演出家・映像ディレクター。 「モテキ」「湯けむりスナイパー」「週刊真木よう子」など深夜ドラマを中心に 映画、PV、舞台演出、コラム執筆、イベント主催など幅広く活動する。

「2017年 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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