- Amazon.co.jp ・電子書籍 (376ページ)
感想・レビュー・書評
-
推理小説なのだが、全く引き込まれない。時代背景の違いか文化・宗教の違いか、いずれにせよ私には得るものが無かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白いかな...? と思って読み進めたが、34% でしんどくなって諦めた。昔の話だから? 訳がいまいち? 読むのが苦痛になってしまった。
-
翻訳のせいなのか少し読み難かった
-
再読のはずなのに、ほぼ覚えてなかったのがショック。特にフランボウが改心した以降の話をほぼ覚えてない。「折れた剣」とか凄いのに…もしかして当時は理解出来てなかったか…??
-
ブラウン神父のテレビシリーズをAmazonで見ていて、手に取りました。テレビでは大柄な役者が演じているブラウン神父、小説版では、小柄な、少し抜けた感じ(愚鈍とも感じさせる)の人物設定、なんですね。そういう神父が解決する様々な事件、その意味でも、ブラウン神父を創造した作者 チェスタトン、畏るべしであります(大人の童話と、丸谷才一も書いていたような)。★四つです。
-
ちょっとした手がかりを元に事件の全容を明らかにする、古典的探偵であるブラウン神父が活躍する短編集。ただ、全編にわたって緻密なトリックが張り巡らされている感じでもなく、さすがに古さは否めない部分も。日本で言えば犯科帳モノといった印象。
-
G・K・チェスタトンの「ブラウン神父シリーズ」の第1弾!
ぱっと見は冴えない田舎の神父、ブラウン神父がその推理力と機転で12の事件の謎を解いていく短編集です。
この本は以前、序盤の2作ほどで挫折してしまったのですが、今回は最後まで楽しめました!
実はブラウン神父には最初あまりよい印象を抱かなかったのですが、読み進めるうちにだんだんと愛着が湧いてきました。
ブラウン神父とフランボウのコンビもいい味を出していて、微笑ましい。
ただ、この作品は翻訳ミステリを読みなれていても、正直とても難しい作品だと思います。
神父さんが主人公なので信仰や宗教についての表現が多く出てくるのですが、そのあたりは読んでいてもあまりピンときませんでした。
また、詩的な表現を用いた描写が多いのですが、そのあたりはややまどろっこしく難解に感じてしまうこともありました。
文字数も多いので、通しで読むよりも1話1話ゆっくり読み進めて、作品世界になじんでいくのがいいと思います。
ミステリとしては、毎回驚かされ、ブラウン神父の観察力と推理に感嘆させられます。
神父らしい落ち着きが物語全体に流れていて、事件の終幕も荒っぽさはなく、夕日が沈んでいくのを眺めているような感覚になります。
一日の終わりに読みたいミステリという感じです。
◇おすすめポイント
・だんだんと好きになってくる主人公ブラウン神父
・毎回驚かされるミステリとしての面白さ
・荒っぽさがなく静かに展開していくミステリ
◇こんな方におすすめ!
・文学的な推理小説を読みたい
・ミステリの古典作品に触れたい
・短編ミステリを楽しみたい -
懐かしい