- Amazon.co.jp ・電子書籍 (298ページ)
感想・レビュー・書評
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※この本は途中で挫折しました
Amazonのレビューを読んだ時点で合わない予感はしていたが、同著者の『強欲な羊』が面白かったのでつい借りてしまったのだが……。
主人公の姉の性格が、キツい。
たとえるなら●ーラのような人だ。●ーラさんはバラエティ向けにキャラを作っているのだろうが、この姉は地で人の話を聴かなければ理解もしないので余計に引く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつもの憂鬱な朝、急に「サイキック探偵になる」と言い出した姉・芙二子に振り回される三紅。行方不明の女性の調査をすることになった二人は、事故物件を扱う不動産屋の神凪怜と出会う。三紅の心酔する霊能者に似たクールな印象の男性だが、どこか胡散臭い。しかし、偶然に三紅が神凪に触れた瞬間、聴力を失ったはずの右耳から、不思議な声が聞こえてくる。その一方、神凪も見えないはずのモノが見えているらしい――。デビュー作『強欲な羊』で度肝を抜いた新鋭が、様々な恐怖症をテーマにした四つの不可思議な事件で、貴方の心をえぐります。
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恐怖症にまつわるホラーミステリーの連作短編。
ホラーではあるが、全体軽めなテイストで書かれていて読みやすく面白かった。続編はないのかな、残念。
自称『サイキック探偵』の芙二子、スーパーポジティブとか言う言葉じゃ足りない。多分、どこかのネジがはずれてる。こんな姉がいたら精神的に病みそう。
あとがきによると、531個のフォビアがあるとのことだが、私は太い縄が怖い。無条件に怖い。神社に太い注連縄があると動悸が激しくなる『太い縄フォビア』だ。(そんなフォビアがあるかどうかは知らない)
でも海老のおどりは大好き。 -
キャラクターがあまりにも自分勝手でイライラして前半は途中で読むのをやめようかと思った。
が、最後の話での伏線回収が鮮やかで良かった。 -
フォビアとは恐怖症。特定の一つのものに対して恐怖を覚えること。
右耳の聴力を失った三紅は、事故物件を扱う不動産屋の神凪に触れると、聞こえないはずの声が聞こえ、神凪も見えないはずのモノが見えるようになる。
自称「サイキック探偵」の姉に振り回されながら、事件を解決していく連作短編集。
ライトノベルのようでキャラがごちゃごちゃして、本来の面白さがぼやけてしまったよう。
(電子書籍 kindle) -
xxx恐怖症(フォビア)を題材にした推理もの。
いろんな恐怖症があるもんだ。