GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [Blu-ray]

監督 : 押井守 
出演 : 田中敦子  大塚明夫  山寺宏一  仲野裕  大木民夫  玄田哲章  家弓家正 
  • バンダイビジュアル
3.94
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569362308

感想・レビュー・書評

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  • パトレイバー同様、士郎政宗の原作と押井守が描く世界の連続性と非連続性をどう受け止めていいかわからなかった。パトレイバーは原作の漫画と押井版OVA、映画のスプリットを若さで受け入れて咀嚼してきたが、攻殻機動隊ではそれが出来なかった。

    今時間をおいてようやくそれができるのは、原作の記憶が薄れてきたからに他ならない。世界観のイメージとキャラクターの朧げな記憶だけが残って、押井守版を素直に受け取れるようになったのだろう。このシリーズ、押井版をもっと観たかった。

  • 攻殻機動隊はやっぱりすごい

  • 情報量が多いのに説明が少ない作品だが、TV版のSAC,2nd GIG, Solid State Societyを先に見てから来たので楽しめた。
    本作ではトグサは新人でタチコマの出番はない。

  • 名作中の名作。
    個人的にはSACのTVアニメシリーズの素子のほうがしっくりくるが、作品の素晴らしさは今でも色褪せない。

  • [1995年作、<NETFLIX>鑑賞]
     15年か20年ぶりの再鑑賞だが、全然古びていない。制作当時の技術水準を考えたら監督の先見性はすごい。「2001年宇宙の旅」に匹敵するかも・・・

  • 個別の11人の奴。流石の出来。何度観てもたまらない。

    ただ、なんかっつーとタチコマが全てを背負うのはちょっと嫌。純粋な子供が大人の都合と負債を押しつけられている気がする。可哀想だ。

  • 素子と人形遣いは融合し、それぞれとは異なる存在となった
    人形使いは素子が知らない高次のネットの世界と繋がっている。「ネットの世界は広大だわ」とはそうして新たなネットの世界と繋がったことを意味している?
    素子は自己の存在について疑問を持っていた。確信を持てないというか。自分を自分たらしめているのはなんなのか。完全義体のサイボーグ。バトーは脳があってゴーストがあると言ったが、脳を持たない人形使いが意思?をもって現れたことでそれも揺らいでしまった。
    生命の定義とは?遺伝子も情報を伝達するものでしかない。遺伝子が多様性を生み出し、死をもってそれらを終わらせる??人形使いの言葉。素子と融合することで多様性を得たかった?この辺りは原作だとかなりのページを使って説明がされていたかと思う。やはり原作読み返さないとダメか。
    香港の街の描写はすごいが、CGなどはさすがにちょっと古いか。ハリウッド版はあの多脚戦車とのシーンを描いてたんだな。

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    20231118
    人形使いはネットから生まれた生命体を自称しつつ 生命体として必要な死と子孫を残すことができないと自ら言っていた 素子と融合することで素子はその記憶を残しつつも「ここには草薙素子も人形使いもいない」と言っていたのでまさにふたりの子ども(?)ということで生命体としての定義をクリアしたということだろうか?
    原作マンガ読み返したくなった

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著者プロフィール

映画監督、作家。1951年、東京都大田区生まれ。
竜の子プロダクション、スタジオぴえろを経てフリーに。主な監督作品に『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』(84)『天使のたまご』(85)『機動警察パトレイバー the Movie』(89)『機動警察パトレイバー2 the Movie』(93)『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)。『イノセンス』(04)がカンヌ国際映画祭、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(08)がヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品。実写映画も多数監督し、著書多数。2016年、ウィンザー・マッケイ賞を受賞。

「2024年 『鈴木敏夫×押井守 対談集 されどわれらが日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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