タダ読み( ´ ▽ ` )ノ
宣伝文句によれば「ソリッド・シチュエーション(状況限定)型ホラー」ってものなんだとか。
実際読んでみたら、ホラーというよりパズルアドベンチャーまんが? たしかにドロドロ妖怪(元人間)はいっぱい出てくるけど、どっちかってとギャグキャラ扱いだし。
「グーニーズ」とか「ラビリンス」とか「レイダース」とか、80年代のキッズ向けハリウッド冒険映画を彷彿。
年齢職業もバラバラな男女8人にある日突然ワケワカンネ招待状が送られてくるところから物語はスタート。
特に場所も時間も指定されてないのに町外れの公園にある謎の「箱博物館」に集まり、フラフラその中に入って閉じ込められてしまう一同(>_<)
館内には各種箱だらけ。いろんなギミックが仕込まれていて、随時変形。各人指定されたパズルを解かないと外には出られないけど、解けば解いたで体のどこかに異常が現れる(>_<)
悪夢のような非常事態ながら、押しかけ同行人(トリックスター)キョウコチャンの影響もあって作風はかなりお気楽。
諸星大二郎作品読むのずいぶんと久しぶりだったけど、ほんと軽〜くなっててびっくり(゚д゚)!
まさか諸星まんがで(それが面白いかどうかは別として)「ギャグ」を見るなんて、かつては想像だにしなかった(@_@)
絵的には相変わらず——ってか、むしろ昔より下手に(&雑に)なってるかも? 独特の「味」はあるんだけどね。
そこそこ面白かったんで、機会があればぜひ続きも読んでみたい( ´ ▽ ` )ノ
しかし、扉のクイズ、あれは紙版でなければちょっと解けない仕掛け(山折り谷折り)だな(>_<)
電子版のデメリットを久々に痛感させられた一冊(>_<)
2021/07/27
#2190