BOX~箱の中に何かいる~(1) (モーニングコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.30
  • (3)
  • (9)
  • (10)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 109
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (191ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  タダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     宣伝文句によれば「ソリッド・シチュエーション(状況限定)型ホラー」ってものなんだとか。
     実際読んでみたら、ホラーというよりパズルアドベンチャーまんが? たしかにドロドロ妖怪(元人間)はいっぱい出てくるけど、どっちかってとギャグキャラ扱いだし。
    「グーニーズ」とか「ラビリンス」とか「レイダース」とか、80年代のキッズ向けハリウッド冒険映画を彷彿。

     年齢職業もバラバラな男女8人にある日突然ワケワカンネ招待状が送られてくるところから物語はスタート。
     特に場所も時間も指定されてないのに町外れの公園にある謎の「箱博物館」に集まり、フラフラその中に入って閉じ込められてしまう一同(>_<)
     館内には各種箱だらけ。いろんなギミックが仕込まれていて、随時変形。各人指定されたパズルを解かないと外には出られないけど、解けば解いたで体のどこかに異常が現れる(>_<)
     悪夢のような非常事態ながら、押しかけ同行人(トリックスター)キョウコチャンの影響もあって作風はかなりお気楽。

     諸星大二郎作品読むのずいぶんと久しぶりだったけど、ほんと軽〜くなっててびっくり(゚д゚)!
     まさか諸星まんがで(それが面白いかどうかは別として)「ギャグ」を見るなんて、かつては想像だにしなかった(@_@)
     絵的には相変わらず——ってか、むしろ昔より下手に(&雑に)なってるかも? 独特の「味」はあるんだけどね。

     そこそこ面白かったんで、機会があればぜひ続きも読んでみたい( ´ ▽ ` )ノ
     しかし、扉のクイズ、あれは紙版でなければちょっと解けない仕掛け(山折り谷折り)だな(>_<)
     電子版のデメリットを久々に痛感させられた一冊(>_<)
    2021/07/27
    #2190
     

  • 諸星大二郎氏の作品『BOX~箱の中に何かいる~』の1巻を読了。

  • Kindle無料版にて。
    有名な諸星大二郎先生だが、アタクシはあんまり知らないんだなあ。
    ほとんど読んだことないし、古い漫画家というイメージだけがある。
    が、この作品は結構新しいのね。
    絵柄はやっぱり古い感じがするんだけど、内容は全然古くない。
    むしろ今風というか今時ありがちというかそれくらい今。
    へえ。
    そうだったのか。
    全然古くないんだな。
    今までなんで読まなかったのかと自分に問いただしたい。
    しかしスゲー続きが気になるな。
    購入してしまうかも。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

1974年、「生物都市」で手塚賞入選。「週刊少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」連載デビュー。民俗学、中国の古典、SF等を題材に、幅広い分野で活躍する漫画家。代表作に「暗黒神話」「マッドメン」「西遊妖猿伝」がある。その独創的な作風から、高い評価を受け、2000年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に日本漫画家協会賞コミック部門大賞等、受賞歴は多い。ジャンルを越え、多くのクリエイターに影響を与えたとされる。

「2019年 『幻妖館にようこそ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

諸星大二郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×