すぐに未来予測ができるようになる62の法則

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感想・レビュー・書評

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  • 大前研一のような切れ味ではないが、この人が見てきた事象を俯瞰すると結局こういうことで、それなら今後はこうなっていくだろう、という見方。とても面白いし、本当にそうなのだろうと思う。考え方の勉強になる。
    ■人間の五感を、大脳における神経密度の高いものから
     順に並べると、視覚→聴覚→味覚→嗅覚→触覚 である 
     ようだ。目や耳で満足する段階から、舌を満足させ、
     最終的には匂いや肌触りにこだわるようになる。
    ■これまでは帰納法でこと足りた。欧米というお手本、
     正しい解答があったからである。
    ■同時生産、同時消費→瞬間生産、瞬間消費
     長持ちするものはもう売れない
    ■トップとボトムは相似する
    ■ベンチャー成功の条件
     ①動機
     ②英明さ(賢さ)
     ③度胸
     ④情緒の安定

  • 2023年現在でも通用する予測。
    それは事象の根本、本質を見抜き、情勢と相まって進むであろう方向。
    ある意味予測する方法論であり、予測そのものでもある。

  • 未来予測ノウハウ本と思って読んでみたが、作者が予測した未来が描かれている。
    分断が進んでいること以外は合ってるかなという感じ。
    日本のあるべき方向を示している内容。今の私がたどり着いて考えにとても近い。

  • 2002年に出版されたとは思えない、驚きの予測精度。
    ・教育は娯楽化する
    ・好きなことをやる人が儲かる
    ・サロンの流行
    ・アメリカの孤立化
    などが予測されており、終始興味深く読ませてもらった。

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著者プロフィール

1930年、兵庫県生まれ。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。東京大学経済学部卒。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く予見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。『いよいよ、日本の時代がやってきた!』 『日本人への遺言』(渡部昇一氏共著)『日本人への遺言partⅡ 「和の国のかたち」』(渡部昇一氏共著)『反核愚問』他多数有り。

「2018年 『「発想」の極意 人生80年の総括』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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