霊感動物探偵社 3巻 [Kindle]

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  • 青泉社
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感想・レビュー・書評

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  •  おや、思ったよりも早く、気持ちが通じてしまった。ということは、このあとは、ほぼ事件が起こって解決するの繰り返しになるのかな。他にも何かあったりするのかもしれないけど。

     ひとつひとつのエピソードは、怖いというよりも、ずっと切ない印象の話で、ものによっては涙腺が刺激されるものもいくつかあった。なぜ成仏できないのかわかっていなかった高校生の霊が、実は家族やみんなにずっと受け入れられてきていたということがわかって消えていくエピソードは、かなりじんとした。同じ事実が、視点を変えるとまったく別の意味をもつことは、自分が考えているよりもずっと多く、自分たちは気づかないまま、あちらこちらですれ違いが起こっていたりもするのだろうなと思う。

  • この話の中で好きなのはヒッキー君と元気な幽霊かな。

  • 立夏が面倒くさい。
    でも、昔のマンガぽくて、それはそれでいいかな、とも思うけど。
    絵柄も昔ぽいよね。
    話と話の間に、細々と作品解説があったり、それにわざわざ作者のイラストが添えられてるとか、すべてが昔ぽい。
    この作品読んでると、すげぇ懐かしい、昔の少女マンガ読んでる気持ちになる。
    実際は2000年代の作品なんだけど。

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