犬坊里美の冒険 御手洗潔シリーズ (光文社文庫) [Kindle]

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  • シリーズ24冊目かな?▲衆人環視の総社神道宮の境内に、忽然と現れて消えた一体の腐乱死体。逮捕・起訴された容疑者の冤罪を晴らす!▼確かに『龍臥亭幻想』で里美ちゃんが司法試験に受かったと騒ぎましたが…。その後を作品にしてしまうとは…御大のお得意『自白強要からの冤罪ネタ』をぶっこんで、ドンくさい里美ちゃんが主役のユーモア旅情ミステリーとなっています。語尾が「でー」「ですぅ」と変わらぬアホっぽさも全開で探偵役を果たす。さすがにトリックは短編クラスですが、スイスイ読めて、驚きもあるので、これも有りかと(2006年)

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著者プロフィール

1948年広島県福山市生まれ。武蔵野美術大学卒。1981年『占星術殺人事件』で衝撃のデビューを果たして以来、『斜め屋敷の犯罪』『異邦の騎士』など50作以上に登場する探偵・御手洗潔シリーズや、『奇想、天を動かす』などの刑事・吉敷竹史シリーズで圧倒的な人気を博す。2008年、日本ミステリー文学大賞を受賞。また「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」や「本格ミステリー『ベテラン新人』発掘プロジェクト」、台湾にて中国語による「金車・島田荘司推理小説賞」の選考委員を務めるなど、国境を越えた新しい才能の発掘と育成に尽力。日本の本格ミステリーの海外への翻訳や紹介にも積極的に取り組んでいる。

「2023年 『ローズマリーのあまき香り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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