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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (377ページ)
感想・レビュー・書評
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ある人物に傾倒するということが人生のうちに何度あるだろうか。その出会いはふとしたことからやってきた。
7月の末にこの伝記に刺激をうけて制作されか彼の母親に焦点を当てた作品「レオニー」を鑑賞、そしてこの本の上巻にふと会ったのが8月、下巻を手にしないうちにやってきた9月頭の一時帰国の滞在日程に急に四国訪問が割り込んできた。徳島で落ち合うことになったその日程に小豆島と直島を行先として入れ、その後に「あれ、彼の美術館が瀬戸内のどこかにあったような…」と調べ始めたところそれは高松郊外ということが判明、島と島の訪問の間に石の町牟礼に在する庭園美術館を訪ねる日程を押しこむことになった。
で、また摩天楼の現実社会に戻った最初の週末、日本滞在中に手にしたこの下巻に対し頁をめくる度に興奮する感情を抑え切れないまま読みきることになった。読み終えた自分には様々な問いかけが沸々と湧いてくる。
そして夜が明けるころにはロングアイランドの美術館を目指して歩くことにしている。この順序に秘められた意味というものを考えながら…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後まで精力的に創作活動にのめり込む姿に圧倒された。
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