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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (289ページ)
感想・レビュー・書評
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帝都芸術大学で日本画を専攻する粟生野壮介は、剣道部部長として同じ大学で油絵を専攻する高杉唯を半年で初段に合格させるため指導することになった。
明るく天然っぽい唯は、剣道どころか運動に関して全くの素人だったが、壮介は粘り強く基本から指導していた。
しかし、唯は芸術家として天才的な才能を持っていたが複雑な生い立ちがあった。
唯の指導を始めてしばらくして、壮介が密かに想いを寄せる法眼寺綾佳も初段を受験したいということで一緒に指導することになった。
芸術大学でアートと剣道に打ち込む個性的な面々が学生生活の中で織りなす友情、恋愛、そして夢。
苦難や悩み、葛藤を乗り越えた先に夢が待っている。
夢を叶えるために挑戦し続けるアート系剣士たちの青春ストーリー。
作者は、里見蘭さん。女性かと思いきや、実は男性です。
しかし、まるで女性作家のような繊細な描写は、とても読みやすく、爽やかさが心の中を満たします。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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