幻魔大戦 Rebirth(1) (少年サンデーコミックススペシャル) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 幻魔大戦の続編。

  •  タダ読み(3巻まで)( ´ ▽ ` )ノ

     なんとあの「幻魔大戦」の正統的続編(゚д゚)!
     基本的には1967年まんが版の続きという形で、幻魔大王に敗れ人類が滅んじゃったとこから物語はスタート(>_<)
     プリンセス・ルナ(と東丈)の娘ステラチャンが、何とか生き延びたサイボーグ戦士ベガを伴って、「まだ幻魔に滅ぼされていない」現在の東京(=パラレルワールド)へとジャンプ( ´ ▽ ` )ノ
     ちょうど幻魔に襲われて超能力に覚醒したばかりの(最強のサイキックにして救世主)東丈と邂逅( ´ ▽ ` )ノ

     まるで石ノ森御大本人が描いたと言ってもいいくらいそっくりな絵柄( ´ ▽ ` )ノ
     昨日読んだ「009天使編」もそうだったけど、この絵柄(書き文字も含む)ってよくよく真似しやすいんだろうか? (まあ、あの独特な間・語り口まではさすがに完璧にはなぞれていないけど......)( ´ ▽ ` )ノ
     その(御大の構想ノートを分析し尽くしたという)「009」は正直つまんなかったけど、この「幻魔大戦」の方はとっても面白かった( ´ ▽ ` )ノ
     原作者本来の意図や熱狂的なファンの期待・思惑から多少離れてでも、現代的な発想で自由に構想を広げた方が最終的にはいい結果になるみたい( ´ ▽ ` )ノ

     先述の通り基本は67年版のまんがだけど(あの有名な見開きラストシーンもまるまる再現してる)、アニメ映画(大友克洋キャラデザ)、小説無印版(後のオウムの元ネタ? 新興宗教の誕生をリアルに描いて異様に面白い)、真、新、さらには石ノ森御大自らのリメーク版(今でこそ当たり前なこういう「大量派生スピンオフ」のはしりが「幻魔大戦」だったなあ。いま思えば)まで、すべての「幻魔大戦」の美味しいとこを取り込んでて、もともとのファンであればあるほどより楽しめるような作りになっている( ´ ▽ ` )ノ
     久保陽子チャンってああいう顔してたんだ!、とか( ´ ▽ ` )ノ
     もちろんまったく「幻魔大戦」を知らない層にも面白く読めるんじゃないかな? 大筋は巨悪と戦う超能力者軍団というごくごくシンプル(でありきたりな)ストーリーだもんね( ´ ▽ ` )ノ
     まあ、絵柄もストーリーもここまで徹底してレトロチック(恐ろしく古臭い。もろ昭和)だと、令和キッズにはかなりキツいかも知れないけど(>_<)
    (以下続刊)
    2021/05/20
    #1983
     

     

  • 著者(原作者)平井和正

  • Kindle期間限定無料版にて。
    そもそもあれだけ流行った幻魔大戦の映画をまったく見ていない。
    そして原作も読んだことがない。
    なのでRebirthと言われましてもよくわからんのです。
    しかしこのニセ石ノ森テイスト。
    中々いいんじゃない?
    いやニセといってはイカンか(笑)

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著者プロフィール

 1938年5月13日、神奈川県横須賀市生まれ。
 1963年、漫画原作を担当した『8マン』(少年マガジン連載)は、その後自らがシナリオライターのチーフを務めてTBSでアニメ化され、大ヒットを記録する。
 1971年、『狼の紋章』が爆発的にヒットし、松田優作のデビュー作として映画化。『ウルフガイ・シリーズ』は若い世代の心を捕らえ、永遠のバイブルとなっている。
 1967年に刊行開始した『幻魔大戦シリーズ』は“ハルマゲドン”旋風を巻き起こし、総計2000万部を超える大ベストセラーを記録。1983年にアニメ映画化される。
 1994年、日本で初の本格的オンライン小説『ボヘミアンガラス・ストリート』をネット連載。『月光魔術團』『ABDUCTIONシリーズ』『幻魔大戦deep』など現在も精力的な執筆活動を続ける。

「2008年 『幻魔大戦deep トルテック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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