ブロックチェーン入門 (ベスト新書) [Kindle]

著者 :
  • ベストセラーズ
3.33
  • (0)
  • (3)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (218ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 社会構造の変革であることが理解できた。
    51%以上のマシンパワーを上回り、改ざんを行うことは不可能ではないが、改ざんを行うことによって通貨の信用がなくなる可能性があるため攻撃者にメリットがない、それだけのマシンパワーがあれば普通にマイニングした方が経済合理性があるというのは、非常に優れた構造だと感じた。

  • ブロックチェーンについて書いた一冊。

    ブロックチェーンとビットコインは切れない関係にあるらしいが、その礎となるブロックチェーンの技術そのものついて知ることができた。

  • 3年前の発行であるため情報が古いかもしれず、また十分にネットで得られる情報の深度だと思う。が、ネット上の情報をかき集めて整理するより、これ1冊を読んだほうが効率がいいだろう、という感想。

    ブロックチェーン(BC)と暗号通貨の流出問題の実情(BCそのものは悪くない)、BC技術のちょっとした紹介:取引台帳データとともに前ブロックのハッシュ値(冒頭数桁が決まった値になるようにナンス値と呼ばれる余分なデータを付加しハッシュ関数にかける。この計算が大変=承認作業=マイニング=完全性確保)、中央管理を無くし真にP2Pを可能とするシェアリングエコノミーの実現がBCの本質、などBC技術そのものの価値は十分に理解できるかと。
    ただ、暗号通貨はもっと生活の中での決済に使えないと、今はやはり投資(投機?)のイメージが強いかな、と。

    また、真のP2Pによるシェアリングエコノミーは、一見理想に見えるが、結局Uberに変わって個人ドライバーが価格を決めるのも難しく、また、クラウドソーシングも下請けの買い叩きになったり、と結局は個人では交渉が難しく、それをコンサルするような第3者を必要にしてしまうのでは?とふと感じる訳で。。マイクログリッドしかり。
    ただし、税・資産、行政業務や分散台帳への適用は間違いないと言えそう。

    ここまでBCが重要でいろいろ応用先が見込まれるのであれば、世の相当数の計算リソースが今後必要になるはずで、それを含めた電力消費の問題や、分散管理を担う個々人がどのようなリテラシーを持っておくべきか、その導入についても少しは引用があってもよかったと思う(次のステップへのキーワードとして)

  • ウェブ記事をバラバラとつまみ食いしていたものが、一冊読むといろいろ繋がってだいぶ視野が落ち着いた。とりまく思想やコンセプト、技術、その応用の広がりなど丁寧に書かれていてわかりやすかった。こういう本を二十代の方が書いているというのもすごい。一方で、アフタービットコイン(中島真志氏著)のように金融サイドから冷静に観ている視点(負の側面)も取り入れとかないとミスリードもしそうと感じました。

  • 『いまさら聞けない~』と同じ時に読んでいた入門書
    やっぱりブロックチェーンの概念を始めて学ぶには良いのではないかな
    もうちょっと深い知識を得たいのであれば、それなりの本を買う必要ありね

全6件中 1 - 6件を表示

森川夢佑斗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×