LOGAN/ローガン 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142284914
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
現代のハードボイルドはウルヴァリンとともに消えゆく定めなのかもしれない。そんな風に思える。大好きなシリーズの最後にふさわしい素晴らしい出来だった。
-
2017年 アメリカ
監督 ジェームズ・マンゴールド
ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、ボイド・ホルブルック
X-MENシリーズの10作目。ウルヴァリンシリーズとしては3作目。
時は2029年。もう新しいミュータントの誕生がなく絶滅危惧種になってるそうな。
そしてローガンはよぼよぼのしがない運転手。
おいおい、ローガンて不老不死ちゃいますのん?
まぁ、説明によると、ローガンの能力は傷口を早く治すだけで、酷使すれば能力も衰えるということらしいが、ヒュー・ジャックマンがいくらなんでももう、そろそろシニアなのでこの役はつらいってことでしょうね。
てなことで、遺伝子上ローガンの娘であるローラを安全な場所(カナダとの国境)に連れてくお話。
チャールズもすっかりよぼよぼになっちゃい、最後はお亡くなりになりましたので、チャールズとローガンはもう出ない
X-MENシリーズもこれで終わり?????
と、思ったらまだまだ続くみたい。
ニュー・ミュータンツってなってるからあの子供たちかなぁ?
でも、ローガンとチャールズのいないX-MENってのもなぁ、何だかなぁって感じですよね。若いチャールズもかっこいいけど(笑
今まで少し中だるみだったことを考えれば本作はなかなか面白かった。
最後の戦いの部分がイマイチ盛り上がりには欠けてたけど、ローガンお歳だし、仕方ないのよね(そんな問題か?)
おまけも含めて★4 -
シリーズものらしいけれど、ほとんど何も知らずに見た。どうやらローガンはうらぶれたヒーローらしい。そんな彼が、生命力の最後の一滴を絞りきって娘を守ろうとする。
まあお決まりの展開ではあるのだけれど、途中、西部劇『シェーン』の映像が引用されていて、何よりその場面に胸をつかまれた後だったので、次の劇中のセリフが最後の最後でふたたび引用されるに及んで、深く揺さぶられた。
「人間は人生を変えることができない。たとえ正しい行いをしていても、人殺しをした烙印からは逃れることができない。だから家に帰ってママに伝えなさい。谷から銃は去ったと」 -
前作がアレだっただけに、今回最後でちゃんと良い映画だったからびっくりしました笑。
他の方が『レオン』って書いててそれも間違いじゃないけど(監督が他の色んな映画とともに参考にしたって言ってる)、ベースになってるのは『子連れ狼』と、あと一番近いのは『炎の少女チャーリー』なんじゃないかと思う。『子連れ狼』の原作と、若山富三郎の映画版がアメコミ界とバイオレンス映画界に与えた影響は大きいですね。
元々、ジェームズマンゴールド監督って、シリアスな作風の方が持ち味だと思う。『コップランド』とか『3時10分、決断のとき』とか。だから前作の『SAMURAI』がなんであぁなっちゃったんだろうと笑。
ひとつはレイティングのせいもあって。元々、フランクミラー達がアメコミに革命を起こしてバイオレンスやセックス描写を入れてったけど、映画ではなかなかできなかった。そういう状況で『ダークナイト』や『キックアス』みたいなのが出てきたからみんな面白い面白いってなった。
今回はレイティングが上がっていいからバイオレンス描写をちゃんと入れたと。だから、マンゴールド監督がようやくちゃんとやってくれたなって感じです。
それと、脚本がマイケルグリーンさんですね。『ブレードランナー2049』もほんとよくできてました。『オリ急』とか色々と引っ張りだこですね。『オリ急』はまあ、劇場には行かないけど。もしかしてめちゃくちゃ改変してたりして笑。
あと、この女の子って原作では人気キャラ。だから出たとき、うぉー!ってなった笑。演じてるダフネキーンちゃんがまた演技が上手い。Dr.マーチン履いてるのもポイント高い。
チャールズがボケ老人で介護する話ってのがこれまた面白い。車椅子に仕込み槍とかマシンガンとかついてたら面白かったのに。(シリアスな作風って話はどこへ…) -
XーMENシリーズは ずっと観てる気がするけど
ウルバリァンがこんなふうに末裔を送るとは?最初の頃のXーMEN がやはりHERO物としては面白かった。
忘れてる部分も沢山あるけど…色んな傾向からストーリーを作ってるんだね。ミュータントと人間の共存も難しく 能力あるミュータントがこんなふうになるとは悲しい
ウルバリァン自体は あまり好きなキャラではなかったけど、昔の映画のシェーンの名言に喩えながら HEROだけではなかったと本人自身も思ってること でも、やはり 正義貫くところ守るべきものを守るところが Mメンを彷彿させる 不死身だと思ってたローガンが死んじゃうのは悲しかったけど、娘が親を愛おしい気持ち そして親が娘を、想う気持ちを最後に知れて良かったと、思う
娘ローラがお墓を作った十字架をラストでXに置き換えるところが とても良かった -
近未来。ミュータントはほぼ絶滅してしまい、優れた治癒能力を持っていたローガン(ヒュー・ジャックマン)も今やその力を失いつつあった。
そんな彼に年老いたチャールズ・エグゼビア(パトリック・スチュワート)から最後のミッションが託される。
それは、絶滅の危機に瀕したミュータントに残された唯一の希望である少女ローラ(ダフネ・キーン)を守ることだった。
強大な武装組織の襲撃を逃れながら荒れ果てた地を行く3人。その先には、想像しえぬ運命が待ち受けていた。
X-MENシリーズの人気キャラクター・ウルヴァリンの最後の戦いを、マーク・ミラーの「オールドマン・ローガン」と「デス・オブ・ウルヴァリン」を原案に描いた傑作バイオレンス映画。
その身に埋め込まれたアダマンチウムに蝕まれ、ヒーリングファクターを失いかけた老いたウルヴァリンことローガンが、自分の遺伝子を継ぐミュータント少女ローラとミュータントの子供たちを守るために老骨に鞭打ち最後の戦いに挑むストーリーを、かつての仲間のミュータントも死に絶え金を貯めて船で余生を過ごすことだけを目的に生きるローガンと自らの能力をコントロール出来ないエグゼビアの苦悩や孤独、かつて愛した者が死んでしまったトラウマから孤独に生きるローガンと野良犬のようなローラが父子のような絆を育てていく疑似親子関係、出会った農民と安らぐ時を過ごす中でずっと求めていた家族を守り戦い生きることを思い出してローラたち未來ある子供を守るために自らの命を最後の戦いに燃やし尽くすローガンの熱い生きざまを絡めて、ハードボイルドに「シェーン」「許されざる者」のようなウェスタンタッチで描き、クライマックスのミュータント兵器を養成するトランシジェン社の傭兵にローガンとローラが鋭い爪で立ち向かうバイオレンスアクションなど骨太なアクション満載で、ウルヴァリンの戦いを締めくくるに相応しい渋い傑作バイオレンスアクション映画に仕上がっています。
クリント・イーストウッドのような渋い存在感のヒュー・ジャックマンと可憐なルックスと裏腹なローラを演じたダフネ・キーンが、印象的です。 -
痛い!痛い!ピストルよりも鉄の鉤爪の方が痛い感が増しますね。それを子どもと敵も使うのでトリプルで痛い。治癒力があるので少しくらいなら傷つけられても平気ということになっていてグサ、グサやられてしまう。ローガンはドラマ中ずっと痛そうな演技をしている。
15Rということでマーベル社のものにしては重量感のあるアクション、ストーリーで浮ついてないのは好感が持てるが、ローガンに特に思い入れのないので重さが退屈さにつながってしまう。ラストの見せ場も死ももう少し見せ方に工夫があってもいいような気がした。すぐに蘇るので墓の中に入っても石ころがカサッと動くなんてエンディングかと思ってしまったがそれはナシでした。 -
制作年:2017年
監 督:ジェームズ・マンゴールド
主 演:ヒュー・ジャックマン、パトリック・スチュワート、リチャード・E・グラント、ボイド・ホルブルック、スティーヴン・マーチャント、ダフネ・キーン
時 間:137分
音 声:英:ドルビーデジタル5.1ch/ドルビーデジタルステレオ、日:ドルビーデジタル5.1ch
近未来。
ミュータントはほぼ絶滅してしまい、優れた治癒能力を持っていたローガンも今やその力を失いつつあった。
そんな彼に年老いたチャールズ・エグゼビアから最後のミッションが託される。
それは、絶滅の危機に瀕したミュータントに残された唯一の希望である少女ローラを守ることだった。
強大な武装組織の襲撃を逃れながら荒れ果てた地を行く3人。
その先には、想像しえぬ運命が待ち受けていた。