返還交渉 沖縄・北方領土の「光と影」 (PHP新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 国同士の交渉とはどういうものか、そして、沖縄と北海道の抱える国境問題を知るのに良き一冊。
    沖縄は返還され、なぜ北方領土は未だされてないのか、それは両者の違いを知るほど「なるほど」となる内容であった。
    一方で、個人的には戦後の沖縄返還されたにも関わらず基地が減らないことへの結果責任という件が、重く残った。

  • 領土交渉の経緯をきちんと理解しておきたくて読んでみた。無味乾燥だがよくわかる。
    沖縄返還については政治の強い意志と時宜をとらえた交渉が良い結果をもたらし、北方領土交渉についてはソ連・ロシアよりも日本側の失策が大きく、現状に至っているということ。
    国家間の外交の世界も最後はその決断をして国民に説明をする立場の人と人の信頼関係が動かしているということがよく分かった。

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著者プロフィール

静岡県対外関係補佐官、静岡県立大学グローバル地域センター客員教授

「2021年 『一帯一路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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