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感想・レビュー・書評
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同著の「LOVE理論」が男向けの恋愛バイブルだとするならば、
「運命の恋をかなえるスタンダール」はは女性向けの恋愛バイブルになるでしょう。
しかし、本書で出てくる恋愛テクニックは、
男女ともに共通しているものが多いので
どちらが読んでも勉強になるというのが結論です。
(LOVE理論は男性向け)
本書は恋愛を叶える本なので、
イケメンをゲットしたい人や理想の相手を惚れさせるテクニックは学べますが、
結婚まで発展するような恋愛までは学べません。ただし、主人公と一緒に魅力を高めるあらゆる方法を一緒に実践していけば必ず自分で運命を切り開いていく力が手に入ると思います。
とにかく、この本の一番の肝と言ってもいい
「結晶効果」と呼ばれる現象が面白かったです。
耳にしたのは初めてでしたが、この効果を
受ける側にも与える側にもなったことがあったなと
過去を振り返ると、なんだか附に落ちました。
機会があったら結晶効果を意図的に狙って実験してみたいですね。笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世の中には自信満々の人がいる。
でもごく少数だと思う。
圧倒的に自信のない人が多いはず。
自分もそう…。
もしかしたらこの本を読むことでちょっぴり勇気をもらえたり、なんとなく明日が来ることを楽しみに思えたり、昨日より少し自分を好きになれるかもしれない。
自信がないことは悪いことではないけれど、できれば自分くらい自分のこと好きになってあげたいと思う自分が読後に居た。
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Audibleで一気に聴きました。
良かった!
水野敬也さんの本は元気がでる。
街へ出ようという気持ちになった -
ラブじゃなくてライクですね。
と言われて元カレと別れたわたし( ˙-˙ )w
もうアラサーだし
20代前半の子には恋愛市場では勝てないだろうし
なにより、ラブじゃなくてライクなんて言われて
心がハートブレイクしすぎて、もう何も考えたくないし
何なら毎晩のように思い出しては憎悪で頭おかしくなっちゃいそうだし。
でも、このままでいいのかなー
何かを諦めて生きていくのは自分らしくないなー
よくよく考えたら、恋愛するのも悪くなかったなー
(もう過去のことは思い出したくないので自重)
と思って読んでみた
運命の恋をかなえるスタンダール
読みやすくてわかりやすい
そして勇気をもらえる言葉がたくさん
長所を武器に
結晶作用をうまく使って
しかし結晶作用に溺れることなく
自信は生まれつき備わってるものではなく
行動してはじめて身につくものだって
アラサーになって初めて気づく。
いいところがないと思ってた自分の外見も
探してみたら31個もあったよ( ´ω` )笑
ラブじゃなくてライクですね、って言った元カレは
完全ドン・ファン型恋愛の
傷つきたくなかったから人を好きにならないようにしていただけの、ただの意気地なしの男だったんだろうな。
わたしはその分傷ついて、今、変わろうとしてる。
ー絶望は幸福への伏線であるー
失恋して、でもまた頑張りたいって思いはじめた全ての人に読んでほしい( ´ω` )
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水野さんらしい書き方。
読んでて面白いので、どんどん引き込まれる。
夢をかなえるゾウの恋愛バージョン。
主人公がどんどん成長していく様が、
読んでいて心地よかった。
「人はいつだって、成長できる」そう感じさせてくれる本だった。 -
夢をかなえる象で作りあげたスタイルを踏襲している。
あのスタイルは1つの発明なのね。
楽しく読めて 勉強にもなった。
恋をしたいですね
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「絶望は幸福への伏線」名言である。恋に悩める全女性の救いとなる本なのではないだろうか。水野さんの本は読みやすくて笑いを絡めながら話が展開していくので非常にスイスイ読める。面白い。
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既婚者なので必要ないかなぁと思いつつも、著書の世界観に引き込まれて一気に読んでしまった。
クスッと笑える箇所がたくさんあった。面白かった。 -
最後ふいに泣いてしまった
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何というか、夢をかなえるゾウの恋愛版というのが本書の最も的確な例えではないだろうか。
結晶化作用 = "ザルツブルクの小枝"の例が話の鍵となる。
【ザルツブルクの小枝】
葉の落ちた木の枝を、塩を採集していた坑道の奥深くに投げ込む。しばらくして引き出してみると、枯れ枝にキラキラと輝く結晶が付いている。
恋愛の初期には、それと同じ結晶作用が起こり、愛する対象が美しく見える。
実像よりも対象が魅力的に映る作用は恋愛している時によくある。脳内麻薬が出ている状態で都合の良い妄想と現実とのギャップに自己嫌悪を繰り返すのである。20代後半ともなると思い当たる経験は何度かある。さてその人間の心理的作用とどのように克服するかというのがこの本のテーマであった。
自身の経験から心理的な働きを分析したスタンダールマジですごいなと思うが、それを知った上でそれだけの本を書いた上で自身の恋愛上手く行ってないの、、、。あとスタンダール症候群のスタンダールなのねこの人。
幸せという観点から言えば結晶化作用も悪いものではなく、自身が幸せになるためには必ず必要なものだと思う。自身が価値があると信じれるものに出会いたいし、そう思ってもらえるように努力しなければ。 -
前半は、スタンダールである必要を感じなかった。これ、ガネーシャでもいいやみたいな(笑)。
いつものコテコテなテイストが健在で。
ワイパックスの話とか、著者の経験が生きてるんだろうな。巻末に向けて、期待と不安を煽られ、話はどんどん盛り上がっていく。
父親との和解が、新たな伴侶を得る通過儀礼となっている。著者が意識してるかどうかはわからないが、これは深いと思った。
独自の恋愛論も含め、これは著者ならではの本と言える。率直に、いい本と思う。 -
話が単純に面白くて、なんか感動して泣いた記憶
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初めてこの作者の作品を読んだけれど、とてもテンポ良く、スタンダール自体を知らなくても、読みやすかった。自分も心の病を患っているので主人公に半なところです感情移入してしまった。スタンダールの正体や、お相手のマリウスさんとの出会いはまさに運命でタイトル通りだなあと思った。凄く楽しい作品だった。