屋上のテロリスト (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 荒唐無稽な設定に感じてしまった…
    すいすい読めました。

  • 高校生の時に読んでた小説。
    一番物語の印象が残ってる。パラレルワールドの世界線での物語

  • 良き

  • 人間は死ぬために生きていると考える彰人とテロを企てて現状を変えたい沙希の高校生二人が繰り出す改革物語。

    落ち着かせる事を、「大きく息を吐いて興奮を希釈すると」や、怒っている表現を「深呼吸をして、胸にたまった怒りを何とか希釈していく」といった表現をする作品に初めて出会った。このような表現の仕方もあるのかと面白みも感じつつ、
    過激なテロ行為にドキドキしながらも、沙希の仕組まれた計画に次々心が躍る感覚を覚えた。主人公の異なるストーリーがいくつかあるが最後にはドラマのように、つじつまが合い。花火職人の森岡源二のストーリーの時には家族愛も感じられほっこりし、とても好きな作品でした。

  • 世界観は面白かった。でも展開が読めてしまって驚きはなく、登場人物の描写も弱かった。10代向けのライトノベルという印象。

  • 第二次大戦後、日本が東西に分割統治されるというありがちな歴史if設定。
    二人の高校生がクーデターで日本を統一に導くストーリーです。

    新潟での東西日本のトップ会談からの流れは熱いものがあり、かなりグッときました。
    この作者の書く話は優しさに溢れています。

    しかし、ラストの親戚設定は余計。
    個人的には、それさえなければ満点でした。

  • 王道感あるストーリーで好き。沙希の目的は西日本と東日本の統一。花火を機に人々は国境を越え始めた件もまあ花火師出てきた時点でね。ただきっかけをつかめずにいた人って何か象徴的なものをパーン!ってやられると「あ、行動していいんやあ」ってなるのね。花火ってやっぱり魔法よね。彰人結局殺さんかったし死にたくなくなったし。ベルリンの壁が勘違いで壊れたとか知らなかった、すごいなあ。

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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