ここは今から倫理です。 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 :
  • 集英社
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感想・レビュー・書評

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  • この著者の漫画は初めて。
    ブクログで読んでいらっしゃった方がいてその影響で衝動買い。
    「倫理は学ばなくても将来困ることはほぼ無い学問です。
    地理や歴史の様に生活する上で触れることは多くないし
    数学の様な汎用性も英語の様な実用性もありません
    この授業で得た知識が役に立つ仕事はほぼ無い
    この知識がよく役に立つ場面があるとすれば
    死が近づいた時とか−–」
    いきなりキャッチーで掴みがうまい。

    • やまさん
      夜型さん
      おはようございます。
      いいね!有難うございます。
      やま
      夜型さん
      おはようございます。
      いいね!有難うございます。
      やま
      2019/11/14
  • 「新時代、教師物語!!」

    紹介のリードはこうなってる。
    「倫理とは人倫の道であり、道徳の規範となる原理。学ばずとも将来、困る事はない学問。しかし、この授業には人生の真実が詰まっている。クールな倫理教師・高柳が生徒たちの抱える問題と独自のスタンスで向かい合う・・・。

    おススメしてもらったマンガのうちの一冊。
    新境地が拓けるか?(笑)

    勧めてもらわねば読む機会がなかっただろうということで、特に異なるジェネレーションに触れるという意味では収穫だろう。自分の職業が講師だったなら、さらにリアリティをもって読めるかもしれない。

    ついこの前、偶然にも中公新書の「幸福とは何か」でソクラテスやアリストテレスらの幸福論を読んだばかりで、そういう意味ではちょうどよい流れだ。

    たしかにはるか昔の高校時代には、「倫理社会」という選択科目があったが最も地味な選択科目のように感じていた。その頃は確かにこの科目に将来を考えることはなかった。しかし、その将来がいまやってきて初めて、なるべく早い時期から学んだほうがよかったかことに気づかされるのである。

    本巻には、5つのストーリが収められているが、そこに登場する偉人の言葉は次の通り。

    #1「知らない事」
    ”愛こそ貧しい知識から豊かな知識への架け橋である”
    (マックス・シェーラー)

    #2「この学校にはくだらない人間しかいない」
    ”なんといっても最上の証明は経験だ”
    (フランシス・ベーコン)

    #3「僕の将来の夢は学校の先生だ」
    ”善なるものは吾これを善とし、不善なるものも吾またこれを善とす 徳は善なればなり”
    (老子)

    #4「よく生きる」
    ”何を読もうと聞かされようと 自分自身の理性が同意したこと以外 何も信じるな”
    (ゴータマ・シッダータ)

    #5「学校は眠い」
    ”不安は自由のめまいだ”
    (キルケゴール)

  • とても好きな作品です。

  • 「ALL OUT!!」の雨瀬シオリさんの作品が~!!と思ってつい衝動買い。普段なら楽天Koboに切り替えて購入するのに。Kindleで見つけてそのまま購入してしもた。

    数年前から哲学が静かなブームですが、高校の倫理の授業に登場する哲学者たちの教えが、登場する高校生たちの悩みに寄り添える形で説いてくれるのがいい。

    お話は1話完結で、メインで登場した生徒たちが他の話にもちょこっと登場するので、どこで誰が登場してどうつながるのかを見るのも楽しみ。

  • タートルネックの妙に艶かしい男性教師が倫理を交えて悩みを抱える生徒たちと向き合っていく。
    あらすじとか内容そのものは特筆するべきようなものはないが、本作の魅力を支えているのはコントラストが効いた独特の画風と演出によるものが大きい。どこか寂寥感漂う白と黒の世界が生徒たちの心の不安を引き立てるみたいな感じ。

  • まあ、いいと思います。

  • 倫理の授業とその先生が、それを受講する生徒たちの問題や葛藤を解きほぐしていくというストーリー。あんまり人間味なさそうで人間っぽく、実は親しみやすい高柳先生が売り。高柳先生がどんな過去を持ち、倫理学の世界に入っていったのか、目下の関心はそこだが、それはこの先の巻で明かされていくだろう。

  • 哲学おもしろ?それともストーリー?

  • 絵が好きになれないのとキャラクターに魅力を感じなかった
    とりあえず2話まで読んだけど、続きを読みたいと思えなくて途中で読むのやめた

  • そこそこ学びのある作品

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著者プロフィール

1990年生まれ。東京都出身。
初連載作となる『ALL OUT!!』では、独創的なビジュアルとキャラクターの描写、ラグビーシーンの迫力や熱い展開などが多くの読者から支持を集めている。

「2017年 『ALL OUT!!(11)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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