どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント (ワニの本) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • おすすめしてもらったので読んだ。
    およそ正気とは思えない言説がどんどん展開していき何度も途中で読むのをやめようと思ったが一ヶ月くらいかかって読み終えた。別にがんばって読まなくて良かった気がする。
    ある世代より前の人たちってなにかとエヴァンゲリオンで例えたがること多いよねって話を友だちとしたばかりだから、エヴァがたくさん出てきて笑っちゃった。
    対談だから仕方ない?のかもしれないけど物事を単純化し過ぎている印象を随所に受ける。
    "実際、大学生や高校生の男女が「恋人」と交わすLINEのやりとりはスタンプと絵文字で埋め尽くされ、写真つきの「〜なう」的メッセージで溢れている。名前を伏せれば、誰と誰のやりとりかを言い当てられません。"
    んなわけあるかい!ってさすがに思いませんか?(笑)
    この人たちは「性愛の営み」とか「圧倒的体験」とかについて長々と熱心に語ってるけど、生身の人間に対するリスペクトがだいぶ欠けているんではない?と呆れてしまう。あの頃はよかった〜的ぼやきが多いけど自分が踏んできた・現在踏んでいる存在のことは全く省みてないんだろうと感じるような、無自覚な発言が次々と出てきて辟易した。

    それにしても、これはいろんなものを見て思わせられることだけど自分は男女の性愛に対する感度がない。このわからなさってなんなんだろう。
    あと自分がマザコンなのも関係あるんだろうけど、性愛の対象に母親役を求めることが強くタブー視されるのが何でなのか10年くらい前からずっと腑に落ちなくて、たまに考えてます

  • 大げさかもしれないけど「この世の(今のこの生きづらい社会の)なりたち」みたいなものが見えてきたかもしれない、そんな本。自分の欲望とは何か、どういう経緯でそれが作られたのか、自分自身を探ってみるきっかけになる。会話ではできないようなワードがバンバン出てくるから外では読めないけど(笑) ちょっと忘れられない一冊になりそうな気がする。

  • 宮台真司節炸裂

    なんか読んでて面白い!って思える本ってなかなかないのよね
    仁村さんのお話もとても興味深くて、もっと著書を読みたいと思った

    恋愛指南に近いのかと思ったら、がっつり社会学だし、内容濃ゆかったな

  • 598.2

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著者プロフィール

宮台真司:1959年宮城県生まれ。社会学者、映画評論家。東京都立大学教授。1993年からブルセラ、援助交際、オウム真理教などを論じる。著書に『まちづくりの哲学』(共著、2016年、ミネルヴァ書房)、『制服少女たちの選択』(1994年、講談社)、『終わりなき日常を生きろ』(1996年、筑摩書房)、『私たちはどこから来て、どこへ行くのか』(2014年、幻冬舎)など。インターネット放送局ビデオニュース・ドットコムでは、神保哲生とともに「マル激トーク・オン・ディマンド」のホストを務めている。

「2024年 『ルポ 日本異界地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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