ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て! [Kindle]

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  • ダイヤモンド社
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感想・レビュー・書評

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  • おうち英語に興味があり読みました。

    英語ができるようにすることのメリットを、
    英語が話せるようになるだけではない視点から
    解説した本。

    確かに、と思う部分が多く
    また実践編は高校生までの子供がいる親なら
    真似しやすいものになっておりおすすめ。

    私は0歳の子供がいるため
    実践編より理論編が参考になった。

    確かに英語ができるように、という子育てではなく
    英語を使えるように、そしてそれを何かに活かせるようにと日々思っていたので
    この本は参考になる。

    日常会話レベルを目指すなら
    幼児から英語教育しない方がマシ
    というのはささった、、、。

  • ・小学校になったら音に加え、読み書きも加えていく
    ・フォニックスをマスターし、サイトワーズの読み方を学習すれば子供向けのコンテンツに登場する英単語はほとんどカバーできる(小学校入学前にここまでマスターすれば子供が自分で学ぶのが楽になる)
    ・フォニックスは44種類の音と120通りの綴りパターン
    ・小学校低学年までにdolch wordsをマスターする(95名詞+5段階220単語)
    ・フォニックス・サイトワーズは単調なので飽きてくる。その後はストーリー性をまぜる(短文やストーリー、絵本などを使用)→パターンをなんとくなく体得している状態を目指す
    ・これに加え、面白い動画(ネットフリックスでペッパーピッグやドラえもんなどを英語で見せる)


    ・文字ではなく音と映像から学ぶ、断片でなくかたまりから、英語をでははなく英語で→口の映像が入っているものが理想的
    ・10歳まではフォニックス練習&映像コンテンツでのエクササイズが基本
    ・英語をお勉強しないこと。楽しむこと(英語は2番目)→テレビ番組・アニメ・ゲームなどに英語を組み込むこと
    ・youtubeでphonicsと検索。pre-k completeがおすすめ

    ・コンテンツの塊を音を通じて大量にインプット
    ・フォニックスは全ての基礎(音と映像で学ぶ→状況とセット・塊)
    ・10歳までは文法はいらない(状況が抜け落ちるので)
    ・小学生までは、フォニックス・英語アニメ・歌を歌う・絵本
    ・音の大量インプットは理解可能なものであること(聞き流しはだめ)
    ・まま、キリンとGIRAFFIって同じ?
    ・すきを起点に!(マインクラフト)

    ・セサミストリートyou tube CHANNEL
    ・耳を通じた学習で

    ・中学以降はシャドウイングが最強
    ・映画→日本語で大まかに流れをつかむ→練習用のシーンを決めて、そこを何度も繰り返す

  • 子どもに英語を学ばせる時の参考になる良書。英語でどのレベルを目指すのか、子どもにどうなって欲しいのか、改めて考え直すきっかけとなった。
    本自体は、論理と実践の二部構成となっており、それらはSLA(非ネイティブによる英語学習者)の研究論文に裏付けされた科学的根拠のあるものなので、納得感が非常に高い。
    基本は3点だそうなので、それを意識して子育てをしたい。
    「文字ではなく音から学ぶ」
    「断片ではなくかたまりで学ぶ」
    「英語をでなく英語で学ぶ」

    なお、親の学習する姿勢も大事であることから、私自身も英語を勉強し直そうと思った。大人も子どももフォニックスは大事。

  • CLIL方法論に納得
    子どもの特性・興味関心に応じて、適切に英語とのつながりを持たせる(not 教科)

  • 惜しげも無く自分が持つ知識を教えてくれているな、という印象を受けました。他の本にありがちな、「これはこれだけ効力があるんです、でもこの本ではここまでしか教えられないです、あ、でも、うち(セミナーでもスクールでも)に来てくれればもっと教えられるんですけどねえ」といった低俗な下心を感じないという点では、著者の方の姿勢を大いに尊敬します。

    年齢別に、どういったアプローチが必要で適切なのかというのをチャートで書いてくれていたのもすごく勉強になりました。
    フォニックスの必要性、汎用性は日本以外では随分と浸透しているように思えるので、この先、日本での公式教育にも組み込まれていくことを期待します。

    家での勉強も、学校外でのアクティビティももちろん大事ですが、あとがきの中で書かれていたように、日本の子どもたちが塾に行く必要のない教育システムになれば、もっと良いのになと思います。

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著者プロフィール

1969年山形県生まれ。J PREP斉藤塾代表。上智大学外国語学部英語学科卒業、同大学国際関係論専攻博士課程前期課程修了後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院を経てイェール大学大学院政治学専攻にて博士号(政治学)を取得。フランクリン・マーシャル大学助教授等を経て2008年イェール大学政治学科助教授に。2012年に帰国し、東京都と山形県で英語と教養を教える私塾を創業。2002‐03年衆議院議員(山形4区)。主な著書に、10万部を超えるベストセラーとなった『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』(KADOKAWA)ほか、『10歳から身につく 問い、考え、表現する力』(NHK出版新書)、また、研究者としては、第54回日経・経済図書文化賞ほかを受賞した『自民党長期政権の政治経済学』(勁草書房)がある。

「2023年 『アメリカの大学生が学んでいる本物の教養』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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