サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法 (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • Twitterでこの本の一文を紹介してる人がいて、グッときて即購入。笑える一文が随所にあって、すいっすい読めるので幅広くオススメしたい。フリーランスとして共感するところもあったので、フリーで働きたいと考えてる若い人が読むと面白いと思う。
    作者は行き当たりばったりでたまたま成功した、みたいな事を言いつつも、イベント毎に客観的な自己分析できていて、この人頭いいなと感じた。だから厳しい業界でもうまく生き残れたんじゃないだろうか。
    私がいちばんアツくなったのは、宇多丸さんとの対談。映画熱に火がついた。サブカルらしく、注釈の量が多いし、説明もいちいち面白かった。他に類を見ない貴重な一冊だと感じている。
    ちなみに、私が惹かれた一文はどれだったか憶えていない……。

  • サブカルで食うのに必要なものは才能・運・継続。継続だけはどうにでもなるからとりあえずここはやっておこう。という内容。
    サブカルで食って好きなことしかしないでいいよねって言われるけどそんなことないからな!という叫びが伝わってきた。
    特に有名になることでいわれもない感謝や嫌悪にさらされるというくだりが良かった。それに際して「人間は基本的に悪人だと思えばいい」というのも、自分が普段そのように考えていたこともあってしっくりきた。
    自分は大槻ケンヂさんと比べて特段深めたものもないし、大槻さん世代のサブカルの人たちから見ればライトな部類に属すると思う。だが、どんなに苦しいと言われてもサブカルで食ってる人たちへの憧れは捨てきれないものがある。

  • サブカルで食っていくのに大切なことを実体験をもとにかかれている。
    サブカルで食っていくだけでなく、人生において大切なことだった。
    末巻のライムスター宇多丸との対談もよかった、、、

  • 映画を見た、本を何冊読んだその結果から受容したものを換骨堕胎し自分なりの表現としてアウトプットすることが重要。


    映画メモ
    ・アンダルシアの犬
    ・鉄男
    ・惑星ソラリス
    ・エクスペンダブルズ
    ・デス・レース2000
    ・ファンタズム
    ・ビデオドローム

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2022年 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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