ゼロからいくらでも生み出せる! 起業1年目のお金の教科書 [Kindle]

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  • かんき出版
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感想・レビュー・書評

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  • お金をかけず借金しないで起業する。開業手続きは本当に必要になるまでしなくてよい。完璧主義、失敗の恐怖など自分の中にあるブレーキ、一番大きな壁は「自分」。自分を動かすことにお金をかける。具体的な数をイメージして数字に命を吹き込む。人として正しく生きることでやることを減らす。勉強をお金に変える。売上に貢献するのは時間でなく価値。起業家には価値(アイデア)を創造する時間が必要。

  • 「誰かのために」がお金の恐怖を解放する

  • 必要なお金をどう調達するか、などの話ではなく、お金に対する心がまえ・姿勢についてのお話。

    「お金は感情にものすごく影響を与え、冷静な判断ができなくなる」
    =>これは分かります。

    自分を動かすためにお金を使う。出来る人ほど、自分の意思の力を過信していない。
    =>これも納得。

    ビジネスでは解決策を提供するだけではなく、解決策があるということを発信するところから仕事である。
    マーケティングや営業をしないということは、困っている人を放っておいているということ。
    =>これもまた納得。

    平易で一般的な内容が多いですが、上記のような、
    うん、そうだよね。
    と頷く点もあった。

  • ”今井孝さんの「起業1年目の?」シリーズ2作目。

    <キーフレーズ>
    ・ゼロからいくらでも生み出せる!

    ◎「数字に命を吹き込む」より
    ・数字はイメージのリアリティをさらに高めるために使える
     ★「たくさんの人を笑顔にする」
     →「今日、5人を笑顔にする」

    ・チャレンジできないときは(略)最悪のケースをシミュレーションしきれていません。漠然と「怖い」と思っているだけです。

    ◎「まずは1円を稼いでみる」より
    ・お金を稼ぐということは、人の気持ちを動かすことだからです。
     1円を稼ぐということは、一人の人間の気持ちを動かすことです。

    ・人の悩みをとことん聞き続けていれば、誰でもお客様の気持ちがわかるようになります。


    ◎「相場」に縛られない
    ★本来、価格はお客様に「安かった」と思ってもらえるならいくらでも良いのです。

    ・お金は他人からもたらせれます。お金とは他人からの感謝です。

    ◎欲しい年商から逆算する
    ・「1億円の売上」を細分化すると、「100万円の商品を、100個売ること」というふうにできます。

    ・売れている営業マンは、「この商品は安い!」と思っています。
     「買わないと人生で損しますよ」「なんで買わないんだろう」ぐらいの勢いです。

    ◎幸せになったお客様をイメージする
    ★お客様の未来の幸せな情景をイメージして、幸せになるほうに背中を押してあげてください。(略)
     さらにお勧めは「一生のスパン」で価値を計算してみることです。あなたの商品がお客様の人生全体にどんな良い影響を与えるかを見るわけです。

    ◎次のお客様のためにお金をいただく
    ・利益とは、次のお客様に貢献するために使うお金です。

    ◎1つの商品に集中できる
    ・「これさえやっていれば他のことはしなくて良い」というぐらい、利益率の高いビジネスを1つ作って、それに集中するのが本来は理想です。
    ・最初は良いビジネスを探すために、あれこれテストすることに一点集中です。
     ※ビジネスのフェーズによって、集中する対象が異なる

    ◎お金の使い道を提供してあげる
    ・お金の払いやすい人からしっかりもらい、そのお金を使って本当にやりたいことを実現することもできるわけです。
     ※コミュマネ支援を永く続けるためにも、こういう考えが必要!★

    ◎人を救うために宣伝する  ※節タイトルがamazon目次から変わっているな…
    ★ビジネスでは解決策を提供するだけではなく、解決策があるということを発信するところから仕事なのです。

    ・いろんな人から悩みを根気よく聞いて言語化する努力も必要です。
     「そうそう! それが言いたかった」と言われるのが優れた起業家です。

    ◎売上のために行動しない
    ・セールスとは「幸せのおすそ分け」と考えると、だいたいうまくいきます。

    ◎早く「買わない」と言ってもらう
    ・「欲しい」と「買う」の間には大きなギャップがあります。


    ◎配分が1対9でも喜ぶ
    ・出会いの価値は無限大です。
     ビジネスで一番大切なのは、最初の見込み客との出会いです。★

    ◎広告は最後に使う
    ・お金をかけて広告を使う適切なタイミングは、その広告を見たうちの何%の人が確実に買ってくれる、という数字が見えたときです。
    ・数字が見えるまではテストの連続です。
     お金をかけずに小さく試行錯誤してみてください。
     ※これは目から鱗!★

    ◎価値で人の心を動かす
    ・サービスを提供するときは、漫然とではなく、「必ず口コミしたくなる」というレベルをゴールに設定して取り組むわけです。
     ※サービスに限らず、コミュニティだってそうだし、イベントだってそう。★★

    ◎払ってもらいやすい商品を持つ ★★
    ・きっと多くの人があなたに感謝したいと思っているはずです。
     その感謝を受け取ってあげるために、払いやすい商品を用意してあげてください。
     ※文中の例。
      話が面白い人が芸人になる必要はない → 話が面白い居酒屋の店長、エステティシャン、パーソナルトレーナー
      人脈が広い人 → 人が紹介できる保険屋さん、掃除屋さん

    第5章 チームとお金:
    ◎取り分が減ってもスピードを重視する
    ・目先の売上より、自分を使い切ることのフォーカスする

    ◎自分がいちばん稼ぐ
    ★チームを組むのも解散するのも、自分のためではなく相手のためになるかという視点で考えるわけです。
     そうすれば悩むことも減るし、トラブルがあってもお互いのわだかまりは少なくてすみます。
    ・チームの全員が「自分が一番貢献する!」と決められたら、きっとそのチームはうまくいきます。
     ※あ?、これは…。ボランティアでも一緒だ!

    ◎お金以外のものを蓄積する
    ・仕事を誘われたときには、「そのプロジェクトで何を得るか」というメリハリをつけるのが良い
     ※利益? 顧客との関係? 実績? 経験を積む?
      →お金ではなく、お金を生み出す資産を手に入れる

    ◎お金をつながりに変える
    ・「今井くんならうまくいくよ」
     というなにげない言葉に、どれほど救われ、励まされたかわかりません。
     ※お金を払って勉強会やコミュニティに参加する価値

    ・「自分ももっと大きく考えよう」「もっとチャレンジしよう」「どんどん貢献しよう」
     と、意識が高まります。

    第6章:お金の呪縛から自由になる
    ◎お金でなにがしたいか明確にしている
    ・1日の中で、「成功したらやっていないこと」を減らし、「成功してもやり続けること」をやる。そこに意識を向ければ、お金への執着や変な期待も減っていきます。
     ※これ、そうだよなぁ。

    ◎他人の評価から自由になる
    ・自分で自分を認めていれば、他人に認めてもらおうとそもそも思いません。
     (略)
     他人から認められるに越したことはありませんが、それは結果であって、あなたが目指す必要はありません。
     ※これ、本当にそう思う。

    ◎お金の話もビジョンとつながっている  ★
    ・動機が純粋であれば、屈託なくお金について語れるはずです。
     「こういう素晴らしい世界をつくるためには、これだけのお金が必要なのだ」と、素直に口に出せるはずです。
     そうやってオープンに話せる人は、たくさんの人が応援してくれるでしょう。
     ※これは自分にも彼女にも伝えたい。

    ◎1億円でも受け取れる
    ・最初から大きな金額のイメージはできないかもしれませんが、少しずつ高めていくことはできます。1万円、10万円、100万円と、受け取ることを自分に許可していきましょう。
     ※うんうん。

    ◎稼いでない自分も好き
    ★友達に優しく接するように、自分にも優しく接してあげてください。(略)
     一生懸命な自分を誇りに思ってください。
     ※この言葉を伝えたい!

    あとがき:
    ★自分のためではなく、誰かが幸せになるために自分の人生を使いたいと思えたとき、人はすべてを失ったとしても怖くありません。
     そして、「すべて捨ててもいい」という覚悟を持った人が、すべてを手に入れることができます。
     ※あ?、これだよ、これ。

    著者略歴:
    ★どん底から脱するきっかけは、他人に貢献するためにビジネスを楽しむことだった。そのことを、さまざまな切り口から伝え続けている。

    <きっかけ>
    ・新たに始めたビジネスについて、ちょうど相談を受けていたので。”

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著者プロフィール

株式会社キャリッジウェイ・コンサルティング 代表取締役

大阪大学大学院卒業後、大手IT企業でいくつもの新規事業開発を手がけ、初年度年商が数億円を超える事業で社内アワードを受賞。その実績をもとに独立したものの、いきなり挫折。しかし、その後見事に復活し、10年連続300人以上が参加するセミナーを主催し、トータルでは6,000人以上に。だが、そこで毎回結果を出すことに囚われるようになり、「やらなければ……」という苦しさを味わう。その結果、数多くの経営者から学びを得て“過程を楽しむ”という本質に到達。これまで3万人以上の起業家にノウハウや考え方を伝え、誰にでもわかりやすく行動しやすいノウハウと伝え方で多くの起業家に支持されている。

「2019年 『必ず成功する起業の心得』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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