みんなが書き手になる時代の あたらしい文章入門 (スマート新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 文章の書き方がとても分かりやすく具体的に簡潔に書かれている。薄い本なので手元に一冊あってもいいと思う。買ってよかった。

  • わかりやすぎるぐらい、わかりやすい。
    接続詞はウインカーであるという解説は、すごく納得がいく。

    そういう風にして文章に接すると、たとえ軽いエッセイやなんとなしに書き綴った散文でも、よい文章というものはしっかりと行き先を教えてくれているし、適度なタイミングで曲がりかどや車線変更も知らせてくれているのだなと。

    単にセンスによるものではない技術と考えが短い本にギュッと入っていると思う。

  • 接続詞を使って文章を迷子にしないという発想に目から鱗。確かに!もっと接続詞に注意しよう。

  • 著者は「嫌われる勇気」を書いた古賀史健さんであると知り、驚いた。
    文章を書く目的は「読者を動かすこと」とおっしゃっていて、まさにそのとおりだと思った。そう思っているのにもかかわらず、私自身が文章を書くときは、その目的が抜けてしまっていたと思った。
    また、文章の基本は「手紙」にあるそうだ。目的をもって、相手に届く手紙を意識して文章を作っていきたい。

  • 文章の目的は自分の意見を伝えることである。この本を読む前の僕もそう思っていた。
    しかし、文章の目的は意見を伝えることではないと書いてある。
    ではいったい文章の目的は何なのだろう。
    本章に入る前の導入パート“ガイダンス”にその答えはあった。
    文章の目的は「読者を動かすこと」にある
    読書を動かすためには分かりやすいことは最低条件である。分かりやすい文章は論理的である。

    論理的な文章とは?
    序論本論結論の文章構成
    論理的な文章には起承転結よりも起転承結

    具体例を織り交ぜながら優しく文章の手解きをする良書

  • すべての文章は手紙で、「ある特定の人」か「あの頃の自分」宛に書くものというところが心に響いた。私も書くときには誰に向けての文章なのか意識したい。

  • この本で印象に残った内容は誰に対して文章を書くのかというところで
    読み手のことを想像するのはもちろんだが、過去の自分に対して書く。
    ということが非常に面白いなと感じた。
    他にも相手に自分の思いを伝える文章のコツがわかりやすく端的に記されており、
    文章術の入門書とするには十分な内容となっている。

  • 文章を書いて少しでも違和感を感じたり、書きにくさを感じている人におすすめしたい。
    すごくわかりすくて読みやすかった。章が短くまとめられていて、サクサク読み進めることができる。こういった文章に関する本は少し高圧的に感じることが多いが、本書は読者に寄り添った明日にでもできるコツを優しく的確に教えてくれると感じた。
    Kindle Unlimitedで読んだが実際の書籍も購入し、何度も読み返そうとおもう。

  • 論理的な文章になっているか確認するには、接続詞をつけてみれば良い。繋がってればok

  •  コンパクトにまとまっていて読みやすい。
     人を動かす文章は論理的かつ情動に訴える2面性が必要という話。

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著者プロフィール

●古賀史健(こが ふみたけ)
 1973年、福岡県生まれ。ライター、株式会社バトンズ代表。『取材・執筆・推敲』『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(共著・岸見一郎)、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』ほか著書多数。2014年「ビジネス書大賞・審査員特別賞」受賞。構成に幡野広志さんの思いをまとめた『ぼくたちが選べなかったことを、選びなおすために。』(ポプラ社)など。

「2021年 『雨は五分後にやんで 異人と同人Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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