ミレニアム 5 復讐の炎を吐く女 下 (早川書房) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 著者が変わって第2弾。
    なんと刑務所が舞台とは。
    なんか時間軸が良くわからなくなってきたぞ。年表作らねばならんか(馬鹿)

    大好きな人が亡くなってしまって、そういう意味ですごく辛い巻。
    ほんとにそうならなきゃいけなかったのかな、と顔を手で覆ってしまう。
    こういう時、ラーソンが生きてたら、このストーリーになったか?という気持ちがよぎっちゃうよね。

    また新しい敵と、新しい味方と、新しい信奉者。
    辛いばかりのリスベットだけど、確実に彼女の世界は広がっている。
    少ないけれど、それだけ強い信頼を集めてる。
    彼女がいじらしくて、見ているだけで切なくて。
    ただの読者でも何かしてあげたくてたまらなくなるので、身近にいるミカエル達は、どれだけそういう思いをしてるのか。

  • うーん、もはやミレニアムとは別物、サランデルが別人。4ともちょっと違うし、作者迷走中?ちょっと有り得ない展開が多すぎて、ご都合主義的というか無理矢理というか。。。もう続きは買わないかも。

  • 4よりは楽しく読めました。でも、やはりラーソン作品の縮小再生産感はぬぐい切れない。事件の奥底に社会問題への告発、その告発の視線の鋭さ、そこがラーソン作品とラーゲルクランツ作品のちがいだと思います。ほかには、ケレン味はラーソンのほうが強いのかも。あと、これは原著者の問題ではありませんが、邦訳の副題のつけ方がひどいですね。(2018年1月6日読了)

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著者プロフィール

スウェーデンのジャーナリスト、作家。事件記者として新聞社に勤務後、スウェーデンの冒険家、ヨーラン・クロップにを描いたNFでデビュー。2009年、英国の数学者アラン・チューリングに関する歴史小説を執筆。2011年、国際的なサッカースターのズラタン・イブラヒモビッチとの共著で、『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』を出版、2か月足らずで50万部を突破、スウェーデンで大ベストセラーとなった。『ミレニアム』を執筆したスティーグ・ラーソンが急逝した後、4‐6を書き継いだ。

「2023年 『闇の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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