- Amazon.co.jp ・電子書籍 (201ページ)
感想・レビュー・書評
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不動産業界の表と裏を、余す所なく暴露する痛快皮肉喜劇コミックである。
とある地鎮祭で石碑を壊してから、嘘がつけなくなってしまった登坂不動産のエース営業マンの物語である。
しかし不動産業界の裏の部分が、かなり忠実に描かれている。
不動産屋と消費者の情報格差は歴然としており、今後「住」に関わろうとする方々に
熟読をお勧めする作品である。
著者は、新宿〜三鷹間の中央線沿線にお住まいであろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マストで読むべき
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元祖プラットフォーマーの生き様が分かりますね。もともと不動産関係の規制を行なっていたので、しみじみ分かります。
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めちゃくちゃ勉強になる。
14巻まで読んだ。 -
不動産の知識も学べる
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かまいたちの山内が紹介していたので読んでみた。まず1冊目シリーズ。
発想的には、映画『Liar Liar』かなと思った(こちらはクリスマスの子供の願いが叶ってしまい嘘を言えない体になってしまった話。)
本作が面白いのが、不動産業界の売り手側という視点と、業界に根付いた習慣にメスを入れる作品となっている。
これを読むと不動産という、見えづらい商品、高額な商品の売買の難しさがわかる。電化製品などと異なり、価格が大きい。そして、1回契約で1年は少なくとも効力を発揮する商品。しかも対面で売買することが多く、制約や規則が多い。これの売り手と買い手の葛藤が描かれていて良かった。
どちらかというと、ストーリー仕立てというよりどちらかというと闇金ウシジマくんのような短い話がいろいろくっついてる形かなと思う。
面白いけど、話として特に盛り上がるところもなければ、知識として確固たるものが得られるものでもなかったので、次巻以降は保留にしようかと。 -
面白い。骨太な本。