コンビニ人間

著者 :
  • Audible Studios (2018年1月16日発売)
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感想・レビュー・書評

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  • 自分がいい歳して独身じゃなかったらこんなに嫌な気持ちにならなかったかな。既婚子持ちじゃないからそっち側の気持ちはわからないな。
    とにかくめちゃくちゃ嫌な気持ちになって読むの(聴くの)途中で辞めようかと思った。

    でも「せっかくだからコンビニの社員になったら?」とは思った。

    この作品は嫌な気持ちになったけど、発想や文体は好きなので、この作家さんの他の作品も読んでみようと思う。

  • 村田沙耶香 #コンビニ人間 読了
    登録間違えちゃった

  • 『世間の声』ではなく、『コンビニの声』を聞くことで自分らしく生きる女性の物語。何が『普通』で何が『普通でない』のか?について考えさせられるテーマでした。

  • 【コメント】
    生きずらい世の中です。
    自分の居場所ってどこなんだろう?
    普通ってなんなんだろう。

    【内容】
    小さい頃から、人とは違う見方考え方で度々
    問題行動を起こし周りを困惑させるような
    女の子だった中年女性のはなし。

    学生の頃、ふとしたことからコンビニバイトに
    応募し働きはじめる。卒業後、コンビニの外の
    社会に馴染めずいつしか就職活動も諦めて
    しまうもののバイトは続いていた。
    そして社会に適応しよう、身近な社会(コンビニ)
    で自分の役割をこなそうと生きていく。
    そんななか、まわりはみな就職・結婚・出産を
    し、皆とのつき合いに煩わしさを感じ始める。

  • 私的には、共感サイドの立ち位置。すごく好みで面白かった。同じように見えても、少しずつ形を変えて入れ替わる、秩序ある社会。排除される感じ。さらっと読めるのでぜひ。

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著者プロフィール

村田沙耶香(むらた・さやか)
1979年千葉県生れ。玉川大学文学部卒業。2003年『授乳』で群像新人文学賞(小説部門・優秀作)を受賞しデビュー。09年『ギンイロノウタ』で野間文芸新人賞、13年『しろいろの街の、その骨の体温の』で三島由紀夫賞、16年「コンビニ人間」で芥川賞を受賞。その他の作品に『殺人出産』、『消滅世界』、『地球星人』、『丸の内魔法少女ミラクリーナ』などがある。

「2021年 『変半身(かわりみ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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