9.11後の現代史 (講談社現代新書) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.67
  • (0)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 31
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (219ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 酒井さんの本。中東研究者としてしっかり現地に足をつけた著述を心掛けていることが伝わる良著。確かに近年のニュースに接すると中東とは常に危険な地域という印象を受けるが、911が大きな画期になっているという指摘はなるほどと思った。ただそれも遡るとやはりWW1。イスラームが暴力化するのではなく暴力がイスラーム化するということが印象的。歌声に乗った少年みよう。

  • 中東政治の推移がこれ一冊で大まかに掴めるのがありがたい。
    どの国、地域で、どんな思想を持った人が、いつ権威を振るって、誰に移っていったのか、なかなか覚えきれない。
    最後は筆者の感情的な部分も読み取れたが、そこは意見が分かれそうだ。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

千葉大学教授

「2016年 『食料消滅!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

酒井啓子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×