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感想・レビュー・書評
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酒井さんの本。中東研究者としてしっかり現地に足をつけた著述を心掛けていることが伝わる良著。確かに近年のニュースに接すると中東とは常に危険な地域という印象を受けるが、911が大きな画期になっているという指摘はなるほどと思った。ただそれも遡るとやはりWW1。イスラームが暴力化するのではなく暴力がイスラーム化するということが印象的。歌声に乗った少年みよう。
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中東政治の推移がこれ一冊で大まかに掴めるのがありがたい。
どの国、地域で、どんな思想を持った人が、いつ権威を振るって、誰に移っていったのか、なかなか覚えきれない。
最後は筆者の感情的な部分も読み取れたが、そこは意見が分かれそうだ。
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