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感想・レビュー・書評
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遺伝子研究の歴史の本後編。そもそも遺伝子とは何かという感じだった前編に対し、後編ではいかにして遺伝子を活用するか、となる。遺伝子を弄るには、具体的にどうするのか。そういったことの試行錯誤の過程を知ることができる。
終わりの方に行くに連れて、技術的な問題よりも倫理的な問題の方が重要になっていく。+αな能力を獲得するために遺伝子を弄ることに否定的でも、不治の病や障害を回避・治療するためならばOKと考える人は多そうだ。その場合、線引はどこで誰が行うのか。それが課題となっていく。
俺としては問題になるのはスポーツぐらいで、それ以外は人間の遺伝子も弄る方向で発達すればいいと思う。もちろん安全性が確保されている前提の上だが。倫理的な問題というのは、無知による恐れが多くを占めているのだと考える。
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