- Amazon.co.jp ・電子書籍 (131ページ)
感想・レビュー・書評
-
202205/
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
試し読みが面白く、3巻あっという間に読了。ギャグ漫画であり、ダイバーシティ漫画でもある稀有な作品笑。気軽に、いろんな立場の方に読んでもらいたい。
「他者の靴を履く」とはこの漫画のことかなと思った。相手の立場に(この漫画では実際に)なって初めて他者理解ができるんだろうな。西浦さんの家族構成が想像していたものと違い、自分のアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)にも気づいた笑 -
ある日突然、大手電機メーカー(?)の本部長が、肉体が赤ちゃん(生後8ヶ月ぐらい)になってしまった。知能は変わりないが、体力はなくミルク以外は離乳食だけ。昼寝もしなければならないし、オシッコ・ウンチを我慢もできない。
「泣く」のは下手。
歩行器を使って移動したり、部下にベビーカーや抱っこで外出して呆れる他社相手先と打ち合わせしたりするのだが。
離婚して同居家族はなく、29歳の娘が少し同情して少し世話焼いてくれるが、「遺伝子を残すつもりはない」とキッパリ。
実現不可能な願望は「乳房から直接オッパイ飲みたい」だが、いまどき「貰い乳」する女はいるだろうか。妊婦風俗はヤミであるかもしれないが、そこまでブラックな漫画ではない。
俺も指につけて舐めて「おいしい」とお世辞を言ったことはあるがそれだけ。 -
赤ちゃんになった部長とのドタバタ劇…と思いきやびっくりした。
橘部長の話が好き。
カバーめくるとおまけがあるらしいけど電子書籍版だと見れないのが残念で、3巻だけ紙で買いました。 -
いいのよこれが。絵柄もあんまり好きじゃないかもと思ったけど、だんだん好きになって。
優しい人ばかり出てくるのが、とっても癒される。 -
組織で一定の力を持つオジサン(本部長)を、弱き赤ちゃんの姿にすることであぶり出される偏見や差別的な視点。どんなに協力的なチームでも、だれかを傷つけてしまうことがある。ダイバーシティ最先端、気付きがたくさん、ほぼ全コマにある!人間は誰しも弱い、だから支援が必要なんだよということを、素直に理解できる。
webで読んでいる最新話が大切な回だったので、改めて読みなおし。