離婚してもいいですか? 翔子の場合 (コミックエッセイ) [Kindle]
- KADOKAWA (2018年4月13日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (211ページ)
感想・レビュー・書評
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Kindle Unlimitedにて読了。
幼子が2人いるご家庭の、いつもニコニコしている奥さんと、いつも仕事でストレスを溜めている旦那さんの、ダムが決壊するまでの話。夫の立場で読むと、なかなか心をえぐられます。直視できない。
いまでこそイクメンなんて言葉もありますし、子育ての環境も変わってきたとは思いますが、やはり夫は仕事、妻は家庭を守るという価値観は根強いのかなと。そこで夫が仕事だけすればいいや、家事・育児は奥さん任せでいいやと勘違いすると、妻に多大なる負担がかかって、大変なことになりますよ。ということかと。
うちも危ないときが幾度もあった気がします。いまは表面上は平穏を保っていますが、昔溜め込んだマグマはいつ噴火するか分からないですね。お互いの気遣いが大事ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とてもいい
オット大嫌いな嫁、
気持ちを言えない嫁
怖くて固まる嫁
父へのトラウマ
自分にも重なることがなにか持っているはず
哀しいドラマ -
今のところウチはなんともなっていないけど、自分が一歩間違えてたら似たような状況になっていた可能性はあるよなぁと思う。下の子が生まれて間もない頃、抱いていないと泣いてしまう時期があって、一週間くらいカミさんが布団で寝ていないなんてことがあった。家事育児を手伝わないと回らない状況だったから、出来ることは手を貸したものだが、世間のダンナたちは一切やらない人も多いらしい。
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私の場合実家からのがれる為に結婚したようなもんだから、結婚してから大変だったんだよね。夫に嫌われたら行く場所無くなって死ぬしかなかったから、夫の機嫌が悪くならないように凄く気をつかってきた。実家程ではなくてもやはり夫にもモラハラの気配はあって、我慢できなくなって。私も今仕事してる。パートから正社員になる事を目指してる最中。夫が居れば便利(正直すぎw)なので離婚はしないかもだけど、一人暮らしのアパート検索したりする位には怒っている時もあるし、自立できるような状態で社会と繋がっておくのはいい事だと思う。
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主人公の成長がいい。
やっぱり、社会を知ると世界観広がるなと。
やっぱり嫌いに笑いました。 -
響く人には響く1冊。本書は専業主婦の主人公が、夫の機嫌を損ねることにビクビクしながら日々を暮らすことに限界を感じて、離婚を目指すストーリー。主人公がそのような人生を歩むことになった大きな要因の1つは、子供時代に父親の機嫌を取ることが習慣化していたこともあるようだった。私自身がそのような家庭環境で育ったため、主人公にのしかかる強迫観念にとても共感できる。今現在の自分の家庭環境は良いにも関わらず、涙が出てきてしまった。こうならないようにするにはどうしたら良いかを考えれば、様々な教訓も得られる。
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まわりとのおしゃべりで「うちは大したことない」と思ってしまうことはよくあると思う。でもそれは日本の常識であって、そこまで我慢してしまうことはないのだ。身につまされる話だった。
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2019/8/29