嘘を愛する女 DVD通常版

監督 : 中江和仁 
出演 : 長澤まさみ  高橋一生 
  • 東宝
2.83
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感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104117373

感想・レビュー・書評

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  • 「長澤まさみの演技が素晴らしい。」一番に思ったのは、それです。マスカレードホテルの山岸さん役も素敵だったし、キングダムの楊端和も美しかった…そしてこの「嘘を愛する女」の主人公も、素晴らしく演じきっていて見応えがありました。これからの彼女の出演作がますます楽しみになりました。

    信じ切っていた相手の知っている情報がすべて嘘だったと分かったら…きっと主人公と同じように、調べて真実を探しに行くでしょう。辛い事実を知ることになったとしても、本当のことを知りたい…相手の事を大事だと思うほど、真実を知りたい気持ちも大きいものだと思います。

    真実を探すことで、重くのしかかるような過去の出来事を知ることになったとしても、受け止めることができるかどうか…探求心が強いか、愛情が強いのか…どんな過去を知ったとしても、愛し続けることができるのか…考えさせられるシーンがたくさんありました。

    全く知らなかったパートナーの秘密を紐解き、謎が少しづつ解きほぐされたとき、どんな気持ちになって相手を思うのか…主人公の気持ちに感情移入しながら見てしまいました。

    衝撃の事実と、感動のラストをぜひ見てほしいです。

    松たか子さんのエンディング曲も、とてもいい曲でした。

  • その姿は世の女性が憧れる理想像。食品メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン・川原由加利(長澤まさみ)は、研究医で面倒見の良い恋人・小出桔平(高橋一生)と同棲5年目を迎えていた。 ある日、由加利が自宅で桔平の遅い帰りを待っていると、突然警察官が訪ねてくる。 
    「一体、彼は誰ですか?」 
    くも膜下出血で倒れ意識を失ったところを発見された桔平。なんと、彼の所持していた運転免許証、医師免許証は、すべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも「嘘」という事実が判明したのだった。 
    騙され続けていたことへのショックと、「彼が何者なのか」という疑問をぬぐえない由加利は、意を決して、私立探偵・海原匠(吉田鋼太郎)と助手のキム(DAIGO)を頼ることに。 
    調査中、桔平のことを“先生"と呼ぶ謎の女子大生・心葉(川栄李奈)が現れ、桔平と過ごした時間、そして自分の生活にさえ疑心暗鬼になる由加利――。 
    やがて、桔平が書き溜めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説が見つかる。そこには誰かの故郷を思わせるいくつかのヒントと、幸せな家族の姿が書かれていたのだった。 
    海原の力を借りて、それが瀬戸内海のどこかであることを知った由加利は、桔平の秘密を追う事に……。 
    なぜ桔平は全てを偽り、由加利を騙さなければならなかったのか?
    そして、彼女はいまだ病院で眠り続ける「名もなき男」の正体に、辿り着くことができるのか。 
    名前も素性も嘘だった桔平の素性を、由加利が調べる中で、桔平が密かに書いていた小説の内容に秘められた悲しい過去と願いを知り、由加利と観ている人が問いかけられること。それは、「本当も嘘も嘘の裏にある悲しい過去を含めて、その人を愛せますか?」という問いかけ。
    離婚の過去を背負った探偵海原と我の強い由加利のでこぼこコンビの調査も楽しく、酸いも甘いも味わった大人のサスペンスラブストーリー映画。

  • 予想よりも結構よかった。きっちゃんだと思った人が他人だったと知って狂ったように笑うシーンとか、長澤まさみの演技力を再確認。

    きっちゃんは実は主人公との未来を夢見て小説を描いていた、というオチにも感動。あと川栄りなちゃんが可愛すぎた。

    星5つと迷うくらいだったけれど、意外と皆さんの評価が低いなと。きっちゃんの過去がヘビーすぎて子持ちの私には他人事に思えず、感情移入してしまった面もあったかも。

  • 5年間 一緒に生活していた男/高橋一生が、偽名だった。免許書も勤先も。
    その謎の男を探し回る。
    ビジネスでは、トップレベルの成果を出しているのに、生活面ではほとんど役に立たない。
    なぜ 男は、隠し続けたのか?
    それを、探し出そうという執念。
    結局、男は、医者で 子供を亡くし、妻も亡くして、職場を放棄した。
    そんな中で、長澤まさみにあった。
    ふーむ。不思議な物語だね。よくわからなかったのだ。
    携帯も、パソコンも持っていなかったというのが、ありうるのかな?

  • もう少しサスペンスっぽい内容かと期待していたけれど…最後にどんでん返しがあるわけでもなく。
    すごくステキなキャストだけに、とても勿体無い感じがした。

  • 2018/01/21
    高橋一生お得意のくしゃっと笑顔があまり見られなかったのは残念だったけど, 影のある役柄はやはり似合うと思った。
    5年間付き合い, 同棲していた彼がくも膜下出血を起こし病院に運ばれてたと一報を受けるところから始まる。彼が目覚めない中で, 身分証や今まで聞いていた彼の経歴や家族構成など殆どの話が嘘であったと分かる。どうしてそんなことになったのか, 彼の真実と向き合う物語。
    本当の彼は, 実は結婚をして子宝にも恵まれていたけど, 仕事に生きるあまりに二人とも失ってしまっていた。長澤まさみ演じる由加利は, 彼の過去や自分に嘘をついたところもひっくるめて愛することを決めたけど, 私はどんな真実であれ最初から少しずつで良いから話して欲しかったって思ってしまうタイプだから感情移入はできなかった。
    瀬戸内から帰って由加利が全てを受け止め, 眠るきっちゃんに涙ながらに想いをぶつけるラストには心打たれた。そこできっちゃんが目覚めなかったところが良かった。

  • 役者は好き。高橋一生も長澤まさみも。
    存在自体がもうドラマ。

    なんだけど。。。
    あまりにストーリーが童話っぽくて。そしてあまりに長澤まさみの演じるゆかりが思いやりが無さすぎて。
    筋書きはドラマチックで良いのに。
    感情移入できないままクライマックスが終わっちゃった感じです。

  • 日本/2018年/中江和仁監督/長澤まさみ出演
    一緒に暮らしてる彼は三流の結婚詐欺師と分かり、彼のものをいっせいに処分するが、まだ彼との時間は愛おしいものを感じていて、彼の正体はなんなのか調査を開始する。彼のパソコンが発見され、彼が未完の小説を書いていたことから、その現場の瀬戸内海に向かう。調査を依頼した吉田剛太郎の自然なコミカルな探偵役がとてもよくて、彼をメインにした探偵ものなどどうだろうかと思う。《探偵はBARにいる》よりもずっといいと思うが。
    最後、病室の彼に長澤まさみが、病気が回復したらしたいことなど、涙ながらに語りかけるシーンで終わる。これがこの映画のキモなんだろうが、これがお涙頂戴でつまらない。どうしてこうやっちゃうかなぁ。最後に砂糖をぶちまけて食べられなくしてしまうようなもの。白けて将棋アプリをしながら見ていた。

  • 2018年

  • タイトルとビジュアルに騙されて、
    ベタな恋愛モノと思うと、スカされる。

    愛ではあるが、ちょいミステリー。

    瀬戸内の景色も良い。
    長澤まさみがかなり男っぽいので、
    好みが分かれそう。

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